極論
あとがきに
「今回の話は自分の下の体験を参考にしました///」
とか書いちゃうのはキモすぎる
って話がある。
当たり前だよ!
言うからダメなんだよ!
言わなきゃ全員幸せなんだよ!
自己投影はキモいってよく言うけど、
自分の漫画の読み方はキャラに「わかる」って共通部分を探していると言える。
あ~~~これわかるな~~~って思える時が一番楽しいのです。
このブログを「わかる」で検索してみた結果 389/684
BLでも普通の漫画でも関係ありません。読み方は全部同じです。
わかる!って感情移入が漫画の楽しさだと思う。自己投影最高
漫画は自己投影だからこそ面白い
逆に言うとそれ以外の読み方がわからない。みんなはどんな楽しみ方をしていますか?
自分は投影せず、俯瞰で見てるのかな。
「わかる」には2種類存在し、
「自分もこういう経験したわ~」って自分の経験に基づくものと、
(自分が受けの立場でもそうするな)っていう空想の2種類がある。
だから「わかる」って言ってるとき、必ずしも「へえ、ほたるもこういう経験したことあるんだ」ってわけではありません。(笑)
そして自分自身も「それわかる」「自分も思った」って言われるのが一番嬉しかったります。
ツイッターで何気ないこと言って「わかる」ってレスきたら無性に嬉しくなりませんか?(笑)
キャラを通して人生経験をさせてもらっている。
全く知らない世界の人生も経験させてもらっている。(例:893、ホスト)
「これ進研ゼミでやったところだ!」
って言葉がありますが、「これ××で○○(キャラ名)がなってた状況と一緒だ」って、自分の人生に役立てる勢いで盗んでいくべきだ。
ちょっと前に「状態が悪いときに助けてくれるのは状態の悪い人」って言葉を見たんだけど、ほんとにその通り。
鬱な時に鬱な作品を見たほうが元気が出るっていうのはそういうことだったんですな。
「読者に任せる」勇気
漫画でも小説でも、1から100まで全部を語らず、
「汲み取ってください」ってすごく勇気がいることだと思うのね。
書き手はものすごく1から100まで書きたいと思うんだよね。
「全部説明したい」って欲と戦ってると思う。
中には読者の受け取り方ひとつで作品が180度変わるものもあるかもしれない。
けどそれだとくどくなってしまうし、決められたページ数でなんとかしなきゃいけない。
伝わらないかもしれないって恐怖があるのよ。
っていうのも自分もLINE1通送るにしてもみなまで言おうとしてすっごいくどくなるんですよ。そんなん言わんでもわかるわってくらい。
相手「あ、××ってことかと思った」って誤解が生じるのが嫌っていうか(訂正すんのがめんどくさいから最初から一発で決めたいっていうか)
みなまで言うと作品としての面白さがなくなってしまうとも言えると思うので
その匙加減ってすっげー難しいと思うよ。
それを「読者のみなさんにお任せします」ってスパッとポイッとできる人はすごいしかっこいいよね。
自分の中に正解があるけどそれと違う解釈をされてその読者の中ではそれが真実になっちゃうかもしれないのに。
自分もそうですけど最終的には普段の自分の人柄から/普段の自分の作風から感じ取ってくださいってなるよねw
こっちも読んでくれている人のこと信じて託すわ!って言いますかww
作家っていうのは、演出もして、「どこまで描くか?」「どこから読者に投げるか?」もコントロールして、やっぱ作品を生み出す人はすごいなあって思った。