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書きづらいテーマこそ人の心を打つのではないか

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自分が「これ面白いなー」「こういうキャラ好きだなー」って思う作品って

描き手が「読者に受け入れられるか不安だった」って言ってることが多い。

先日のGAPSの片桐と(カバー裏あとがきに書いてあった)、

アケミちゃんの蒼介(攻め)がそうなんだけど

あとひなこさんのBlue lustもそうかな

丸木戸さんは、

「物語とはいえ、読者の大半が女性のBLでこんな加害者を攻めにしていいんだろうか、という葛藤があって」

「この人達の物語を書きたいと思う気持ちと、それを読んだことでどなたかが傷つくようなものしはしたくない、という気持ちがあって」
onBLUE vol.24

と言っていて、

まさかそんなこと思ってるなんて思わなくて逆にあとがきを読んでびっくりしたくらいなんだけど

やっぱり、描き手/書き手が「ちょっと描きづらいテーマだな」「キャラだな」って思うくらいの作品が

面白いのかもね。

そういう作品がなくなって登場人物がいい子ばっかりになったらそれこそつまらないし、

例えば、現実の世界では犯罪的なことでも 漫画の中で表現することは許されるわけだし

そこが漫画的面白さだと思う

個性だと思う

(これはインタビューでYなが氏も似たようなことを言ってた気がするが。)

つまり

え、そこ全然心配しなくて大丈夫だよ!?ってところを結構みんな気にして描いてるんだなあって思ったの(笑)

優しい人が多いんだなあって

言いたいことはこうです

やっぱり「これはちょっと万人受けしないかもしれない」「人を選ぶかもしれない」って作品が

魅力出るんじゃないだろうか

アケミちゃんはね、蒼介が前科持ちだったから好きだったんだよ!

三月えみさんの神様シリーズで(1/27発売コミックスに収録)

「どこかが好きだから好きなんじゃなくて

好きになったから全部好きなんだよ」

って台詞があるんだけど

ほんとにその通りだと思ったのでした。

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