いや、勝つとか負けるとかじゃないんですけど。
絵は、出てきた瞬間「おお~」ってなるけど、
小説だと「おお」ってなるまでに最低30秒かかるでしょ。
この差って、もう残酷なまでにでかいと思うんですよね。
自分も書く側だからわかるんですよ。だから絵が描ける人は本当に尊敬している。
BLに限って言えば、小説は挿絵がないと売れないもん。流通させることができないって意味ね。
この現実って結構重くないですか。
コミコミでコラボカフェやるときも、飾られるのは挿絵なわけです。
漫画は、文字をでっかくしたり、コマをでっかくしたり、演出できるけど、
小説は「視覚に訴える演出」ができないんだよね。
いきなり文字がでっかくなったらギャグになっちゃうし。
まあ、そもそもどっちかどうとかじゃなくて娯楽のジャンルが違うんだけども・・・
ラノベとかもそうだよね。「表紙の絵にどれだけ有名で人気な絵師を使えるか」だよね。
村上春樹とか、一般小説はおしゃれなデザインだけでいいんだけど。
BLもそうなればいいのにってちょっと思うけど、やっぱ絵がないならないで寂しいなあって思うよね。。
BLも挿絵にかかってるとこあって
絵によって、本来の評価じゃないところで好きか好きじゃないか決まる部分もある。
逆に絵が好きだったら買う、って逆転現象もある。
笠井あゆみさんあれだけ引っ張りだこなの、やっぱ売り上げが全然違うからなのかね?
たまに好きな作家の新刊で古臭い絵が挿絵だとあーあって思うもん。
やっぱ中身が一番大事なので、挿絵がすごく好き嫌いに影響しないけど、
挿絵のせいでもっかい読む気しね~のはやっぱ何冊かあるよ。(←本来の評価じゃないところで決まっている。)
実際、鵺さんの挿絵のやつほぼ全部持ってるもんwもう画集としてみたいな。表紙の絵も好きだけど中身のエロシーンのモノクロ絵がマジ最高、
BL、ラノベ、つまりオタク系の小説って、一般小説とは違って文章(物語)そのものが評価されにくいのかもしれない?
考えてみたら大体絵ありきじゃないですか?最初のハードルが高い?