ゲーム、漫画、小説、映画、この中で一番心に残ると思うのはゲームです。
ADV(アドベンチャー)ゲームです。
かまいたちの夜みたいな、テキストを読みながら進めていくやつです。
なぜなら、
文章を読む+音楽+演出というフルコンボだから。
頭で、目で、耳で、心に残りやすい。
耳の力ってすごいと思う。
個人的にはパソコンでやったゲームのほうが心に残ります。(何故か)
ゲーム、漫画、小説、映画、心に残るものの違い
自分は前は絵>>シナリオ>>音楽だろ!(ドヤ顔)と思っていて、
それがシナリオ>>絵>>音楽になり
今では
音楽≒演出>>>シナリオ>>>絵
です。
つまんねーもんはどんだけ演出してもつまんねーのには変わりねーだろと思うじゃん?
面白くなるんですよ。
+、ゲームは、サントラを聴けば、一瞬で当時プレイしてたときの気持ちに戻れる
稀有な存在なのです。
漫画→絵、演出、シナリオ(すぐ読める:1時間)頭と目。
小説→シナリオ(読み終わるのに時間がかかる:3時間)頭。
映画→絵、演出、音楽(すぐ見れる:2時間)頭と目と耳。
漫画は1時間くらいで読めるけど、小説はどうしたって漫画より時間かかりますよね。
基本的に思い入れは「読んだ時間」に比例すると思う。
とにかくゲームは、ジャンルがなんであれ接する時間が長いよね。
漫画は読んだらとりあえずは終わりだけど、ゲームは一応クリアするまでやるからです。
BLゲーやエロゲーなど、50時間とか60時間やらないとフルコンプできないのもあるわけです。(fateとか。)
これ、本にするとだいたい何冊分くらいなんだろうって思う。
本10冊分として、それを一気に積まれたら絶対読まないけど、ゲームだとできちゃうから不思議です。
選択肢を総当りしてCGをフルコンプするのがゲーマーの生きがいですので、
何回も何回もやるからシナリオ覚えるレベルになるし。
=思い入れが深くなる。
映画は、演出と音楽があるけど、「読まない」よね。
見る側は、受動的だよね。
字幕は文章を読んでるわけじゃなく、「台詞」を読んでいます。
自分で文章を読むってとこがすごく大事で、加えて+絵、演出、音楽が入るからゲームは役満なのです。
そしてやっぱり演出を言わせたらニトロのゲームはピカイチだと思うよ。技術がすごいよね。
例えば、このブログが、文字サイズ変わらずに、一定の文字サイズだったら、
なんか味気ない感じがすると思います。
こうやって文字サイズを変えるのが文章でできる「演出」です。
あと、改行で表現したりね。
普通に書くとつまんないけど、なんか文字デカくすると面白くなるなってこと多々ある。
面白いような錯覚を与えることができる。
小説はそれができない。やるとギャグになっちゃうので。(笑)
某杉田のラジオなんか、いっつもゲーム音楽の話してるんですよ。
好きだから話したい、ラジオでめっちゃ流したくなるって気持ちが、自分はすごくわかるんだよね。
今の小さい子のお母さん!
子供にはできるだけ、ゲームさせとけ!
大人になったときに、「ああ~~~懐かしい~~~」って子供の頃の気持ちに戻れる回数が増えるってことだから。
それは何ものにも代えがたいことだ。
大人になってから、好きなゲームAと、好きなゲームBの作曲家が一緒だったって気づいたときの感動!
確かに言われてみれば似てるわ~~~!って。
自分はなんで小さい頃もっとゲームやってこなかったんだろうって後悔してます。
ドラクエ、FF、MOTHERも通ってこなかった。何故かマリオRPGばっかりやってた(それはいいんだけど)
部活なんてやってる暇じゃなかった。どうして帰宅部ですぐ帰宅しなかったんだろうってすごく後悔しています。
逆に言うと、今から10年後の自分は、確実に「懐かしい」って気分に浸れることができるので、
今もいっぱいゲームやっといたほうがいいと思います。
けど、やっぱり子供の頃の思い出は、特別だよ。
漫画がすごいと思うのは演出も全部ひとりでしてるところ
シナリオ考えて、絵も描いて、コマ割りも、擬音も考える。
ゲームだと、
絵を描く人→Aさん
シナリオ→Bさん
音楽担当→Cさん
背景を作る人→Dさん
エフェクトを作ったり、演出する人→Eさん
って役割分担があるんですよ。
それを1人でやってると思うとすごくない?
それぞれ得意分野に特化してるから、「ゲームは精鋭が集まってできている」と言っても過言ではないと思うんだけど、
それを全部凝縮したのが漫画家って存在だからね。