ふゅーじょんオメガバース祭りその2です。
キャラの顔が見えない表紙って結構損してるなーと思うけど(どんな絵かわからないから)
オサレ感はアップするし、これはこれで良さがあるよなーとも思う。
セトくんの話とかも、表紙の雰囲気いいよね!
エロ ★★★
おやすみなさいの後は
受けはシングルマザー?ファザー?です。
一冊の中で、受けと攻め、両方の過去がちゃんと描かれてて
どういうことがあって今の2人があるのかってのがちゃんとわかるのがよかった。
見せ方が面白かった。
だから受けも攻めも、どっちも他の人とやってる描写があります。
そういう意味ではベリ子さんの漫画みたいな感じなのかな??
受けは元ビッチっていうか
家庭環境があんまりよくなかったので、そういう風にしか生きられず
子供の父親は誰だかわかりません。
この時、10代だよねー
でも、なんでビッチになって、なんでビッチを引退したのかが
ちゃんと過去で描かれてるわけですね。
発情期のせいでビッチ堕ちしていく受け見てて悲しかった
だって、寄ってくる周りの奴ら、みんな受けのことが好きっていうか
ほんとに「具合がいいから」ってだけなんだもん。
先生はとても切なかった。
このオメガバースの世界って
こっちの三次元クソゲー人生よりも100倍くらいハードモードですね。。
「俺発情期のΩとやってみたかったんだ」
「あ・・・もうまだ発情期来てないってば」(ビッチ)
「Ω同士のセックスとかウケると思うんだよね~」(百合的な)
とか、オメガの暗黒面がいっぱい出てくる作品だったw
Ωは生きていくうえで、絶対薬を欠かすってことはできないわけで、
神経使うだろうし
ほんとに生きてくだけで大変そうだ。。
こないだのつた子さんの漫画でもそうだったけど、
こっちも子供がすっごい可愛いの!
ほっぺがもうこぼれ落ちそうなの!しんちゃん的なww
受けは「こいつの寝顔見ると元気出るんだよなー」とかって、ふとした瞬間に思ったりするんだけど
もはやレディコミを読んでいるのかBLを読んでいるのかわからなくなったw
αは、Ωのフェロモンにやられると理性が吹っ飛んで暴力的になっちゃうことが多いのね。
攻めが子供の頃親が首絞めながらやってるとこ見たのがトラウマってのがだいぶキツかったwww
本人もトラウマだが、こっちもトラウマだわw
そっから「俺もαだから、お父さんみたいに好きな人を殴るようになっちゃうんだ」って
自分が&Ωと付き合うことが怖くなってっちゃうんだけどね~
もう最中は理性が吹っ飛んでるから、
ハッと気づいた時には相手痣だらけでぐったりなんです。。
怖すぎる。。
てか、攻め、受けのことΩだってずっと知らないまま付き合ってたんだ・・・ってそこに驚いたわw
でもそんなトラウマ両親もちゃんとお互いのこと信頼してて好きだっていう
補完があったのがよかったよね。
受けを両親に紹介するとこまで見たかったなー
エロは、最後に気持ちが通じあったあとに
満を持して(?)攻めが首にガブっといったのが萌えましたね!
やっとかい!!と思いつつホッとしたw
受けはずっと攻めのこと好きだったけど、
向こうが「自分がαである」っていうことを受け入れるのに
時間がかかったね。
でも、その分成長した!プロポーズはかっこよかったです。
受けが偶然、ビッチ時代にお世話になった(?)先輩に出会って、
「じゃあシングルオメガやってるってこと?いろいろ大変でしょー」
って言われるとこが異様に面白かったww
シングルオメガwwww
そんなシングルオメガの受けには、Ω同士のママ友がいるんだけど
世間話したり、「早く(攻めと)番になっちゃえばいいのに」とかそんな話ばっかしてて
ほんとに完全にそのへんにいいるママ友の会話だったw
「発情したαとのセックス最高だよ?生きてるって感じがする!」
みたいなこと言う子なんだけど、
自分としては珍しく頭弱いなとも思わんかったし
不思議と憎めない奴だった(笑)
Ωが生きていくのがどれほど大変か、痛いほどよくわかったからさ。。
最後には受けのお腹がでっかくなってるところも見れるよ!
みんなで「あっ!う、動いた!」ってやってるからw
さかだちさんの作風は、いつか書いた黒咲練導さんに似てますね。