わたなべあじあさんの新刊です!
これ、普通に読んでたらびびった
突然現れるカラーページ
というわけで、わたなべあじあ先生10周年(?)の
記念本みたいな仕上がりとなっておりました。
エロ ★★★★
メノちゃんは喘がない
わたなべあじあ先生は、リブレのR18シリーズにも描いてたことあるけど
その時はエロどうした??ってくらいエロ薄だった記憶がw
R18誌なのに、ち○こがほとんど出てこなかった記憶が
なんつーか、独特の世界観だよねw
超マイペースな感じw
カラーページが、帯によると33Pあるんだけど(結構ある)、
カラー絵がね・・・
とっても美しい!!
これ、言われないとわたなべあじあさんだってわかんないかも。
モノクロとカラーで随分印象が違いますね~。
自分は、1枚絵とかカラーとかいいからその分漫画を!!派だけど
(特に特典ペーパーではこの愚痴が顕著)、
これは魅入ってしまった~
オシャレラノベの挿絵でありそうな感じだ。
こう、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」とか、
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とかの、
長いタイトルのほうじゃなくて、
キノの旅とか、ビブリア古書堂とか、
そういう雰囲気系のお話の挿絵にぴったり。
pixivの人気絵師の絵柄っぽい。
かわいい系の絵が得意なのかな?と思いきや、
ドキッとするようなエロティックな絵があったりも!!
塗りがワンパタじゃなくて多彩なのがすげーと思った。
ドラ●もん並に無限引き出しや
見てて飽きないですね~
本当にどれもオサレで、エロいのはエロくて、素敵
そして、本人も
「今回、10数年前のカラーを全部収録されてしまう事となりました」
って著者近影で書いているとおり、
かなり前のカラー絵も収録されてるんだけど、
昔の(03年~05年)は、エロがこれでもか!!ってくらい全面的に押し出されてるwww
まさに黎明期のソレwww
モザイク祭りww
モザイクのイメージ
なんでピアスの1枚絵ってこんなバカなんだろう。
あの設定とか誰が考えてんだろうな。
何回見ても、「これ誰が求めてんだろう?」って思わない時がないwww
とにかくエロエロエロエロエロエロエロ・・・
CDも漫画もエロエロエロエロ・・・
98年~05年くらいのBL業界のイメージってそんな感じw
キッツいシチュのとかあったりしてねー
「え、こんな中身のない話CD化する!?」
みたいなねー
後半のカラーに収録されてる893受けの1枚絵が一番好き!
絵だけだからわかんないけど、
多分、この突っ込んでるほうが、
オールバック眼鏡で、
服をちゃんと着込んでるから(ち○こだけ露出)、
受けを昔から見てるお世話係的なポジで、きっと敬語攻めだと思う!
この受けが本気で嫌がってる顔と攻めのコエー顔が素敵!!
これくらいの感情むき出し顔が好きだけど、
綺麗じゃないためか(?)、どの作品でもいい意味での顔芸がないのが残念だなー
1枚絵だと、こうやって妄想が無限に広がるからいいね!
自然と妄想してる自分がいて初めて気づいたw
しかし、受けのち○こはモザイクで、
入ってるところは白抜きってなんなんだ
で、カラーページがこんなにあるってことは、
- そのぶん高い
- そのぶん薄い
って思うじゃん?
特に薄くもなく他の漫画と同じくらいだし、
値段も他のコミックスと一緒です!!
これはすげー!!
ピアス、かなり頑張ったと思う。太っ腹!
こうやって”コミックス×カラー絵まとめ”形態が可能となると、
サキラさんとか、鹿乃しうこ氏とか、結構ストック溜まってんじゃねーのかな?w
メノちゃんは喘がない
タイトル通り、受けが全然喘ぎません(淡白)な話。
そして、攻め喘ぎが強烈ww
攻め喘ぎって言葉は、主にBLCDでよく使われる気がしますけど
ちゃんと活字でも出てきたよねww
受けは、攻めのことちゃんと好きなんだけど、
かなり冷めてて、
「お尻舐めたいけどもう挿れたい・・・」
「んじゃ挿れろ」
「俺イっちゃう!」
「おう。いけ」
「メノちゃん好きだよお・・・俺幸せぇ」
「そうか」
とか、そんな感じw
だから攻めはへたれわんこ攻と言ってもいいかな?
自分、このタイプの受け結構好きかも!
不感症でほぼ無反応みたいなのはたまに見るけど、
そういうわけではない、ちゃんと息子は天を向くのに喘がないっていうww
上で攻めがあんあん言ってるのにタバコ吸ってる系男子。いいよねw
これは攻めからしたらわりとツライねww
そして、メノちゃんが喘ぐようになって終わるのかな?と思いきや、
no喘ぎのまま、「ま、いっか!」的な感じで終了するっていう
なんか攻めがうまい具合に特訓したり、
イケナイお薬を飲まされちゃったりでもいいから
喘いで終わってくれよそこは!!
普段のすまし顔が崩れるとこを、読者に見せてくれよ!!
攻め頑張れよ!!
お前はそれでいいんか!?
と思ったけど、喘がないなら喘がないで、
こういうキャラは、運動すりゃどうしたって出てしまうはぁはぁ吐息が際立つんだよね!
喘がないけど、生理的はぁはぁはやっぱり出ちゃうんだなーと思うと、
非常にいい気分になるのであった。
シュガーベイブ
これはアメリカ(??)のお話で、年下攻め!
受け「俺お前と干支一緒なんだよね」
って台詞がある。
12歳差!!
この”干支一緒発言”は、数少ない自分の萌えストライクゾーンに
ピンポイントで刺さるのである。
12歳差って一番いいやつじゃん!!
攻めが20歳だから、受けが32歳か。
いいね~!
攻めがアホの子で、
「とりあえずセックスしてみたい!」な子なんだけど、
「あーもうしつけーなー こいつホントにバカだなー
でも、うんって言わないと引き下がんないだろうしなー」
って感じで、流される受け(32)w
だから、テキトーふたりだねw
「入れたい!」って言われて、
こう邪険にもできなくて受け入れちゃう受けが可愛い!
もう反論すんのめんどい(諦めモード)って感じでもあるけどww
この人たち、やってる最中ずっと喋ってるんですよ。
近年稀に見るくらいずっと喋ってるww
確かに、「最中ずっと喋り」と「アホの子」は、相性いいかもねww
「オッサンだから1回出すと疲れて寝ちゃうかも」とか、
指入れられて、「(自分で自分に)引くわーちょっと気持ちいい」とかw
攻めは「おっぱい吸っていい?」だの「えっちな顔してる」だのなんだのw
それで、「動いていい?出して入れてしたい」って言われて、
受けが「喘いでたまるかっ!!」って、
「キスしろ!
しないと、もう二度とさせない!!」
って言うんだよ!!!
ウオオオオオオオオオオオオ
ちゅーして口塞ぐシチュ大好きイイイイイイ!!!!
はらださんの「好きなひとほど」のそのシチュも最高に萌えたし、好きだ
しかも自分から「しろ」って言うんだよ!!
命令形ね!!
すごいこと命令してるくせに「喘いでたまるか!」って、
そこは譲れないプライドなんだねってか
もうオッサン可愛くてたまらんかった
適当オッサンからは、
たまにこういう爆撃発言が飛び出してくるから侮れない
変なトコ気にするっつーかw
自分の萌えツボヒットがいっぱいあって、
このお話とても好き!
あーーー受け攻め逆じゃなくてよかった。
あとこの2人、髪の毛がふわっふわで気持ちよさそう
PLAY
これもアホの子受けw
幼なじみ3人で3Pもので、
「俺昨日、(自分の)兄ちゃんのことオカズにしちゃった~」
って話で始まるんだけど、その発言をダシに、
「兄ちゃんの雄っぱいで興奮したなら俺らでも興奮できるんじゃね?」
って、みんなで好き放題。
で、続編ではほんとにオカズにされた兄ちゃんが、
名前だけで終わらず出てきて、
兄ちゃんともやるんだよねww
その構成がなんか面白かったww
へー、兄ちゃんともやるんだ!と。
だから受けはアホの子ビッチになるね。
(苦手な人はたいそう苦手そうな字面)
しかも昼間3人でやって→夜兄ちゃんとやって
だからねwww
尻ぶっ壊れそうすぎワロタ
ビッチキャラは好きじゃないけど、
これは、全然大丈夫だったのはなんでだろう。
ここまで悩まないエロもいいんじゃない?って思ったからかなw
それより、「オカズにした」って話に出てくるだけ&モブで終わるかと思った兄が、
ちゃんと出てきてくれたうえ、エロまであったのが新鮮で嬉しかったからかもw
わたなべあじあさんの描く、エロにおける身体が褐色になる表現がエロい。
これ得意ですよね。
ち○こは基本的に真っ白でした。
ピアスにしては珍しい。
多分、作家さんご本人がち○こにあんまり重きを置いていないんだと思われるw
カラーページが多かったため、10分で読み終わったw
全部読んでみて、わたなべあじあさんの漫画はテンポが独特だし
今回のコミックスはアホの子が多いので
ノリが合わなくて若干イラッとしたり、
なんで台詞にいちいち「。」がつくんや
小学館の漫画かよ!
と思ったりもしたけど、
カラー絵も美麗で、1枚絵に興味ない自分も素晴らしいと思ったし、
年下攻め好きは、”シュガーベイブ”の年下攻めを一読する価値は絶対あると思う!
ちゅー塞ぎ最高でした。
そして全サあります!締め切りは6月30日まで!
ついてたアンケ用紙見てみたら、
先生からの逆アンケで、
「PLAYの攻め2人がくっつく話読みたいですか?」
とか書いてあるんだけど
・・・・・・
え!!?
マジで!!?
これはYES一択!!!
”PLAY”のアホの子ビッチ受けは、結局「兄ちゃんのがきもちー」ってことで
兄ちゃんに落着いた(と思われる)ので、
(´・ω・`)な攻め同士がくっつくのが自然の摂理
っていうのをそっくりそのまま書いて、アンケ送ろう
これは声が多かったらちゃんと実現するやーつだと思うので、
楽しみすぎるで
そんなわけで、攻めも受けもテキトーを描かせたら世界一な
わたなべあじあさんのコミックスでした!