水戸さんのこの本大好きなんだけど久しぶりに読み返したらやっぱり面白かったw
相葉キョウコさんの挿絵とこれまた相性バツグンなんだよねー!!
雰囲気、合ってるよね!
読み終わったら、いろいろ他の4Pものも読みたくなった
エロ ★★★★★★★
玩具~Joy Toy~
これ表紙の色使いがすごい素敵だよねー!!
お察しの通り4Pなんですが、ラストのモノローグが一番面白いw
エロシーン以外を一番おもしろいと感じるのはこれまた珍しい。
えーとNTR(?)とかビッチとか痴漢プレイとか二輪挿しとかですかね。
この話を簡潔にまとめようとすると非常に難しいんだけど、
一言で言うとビッチの手の内で踊らされる愚民どもって感じですかね
でも、オチが実は・・・っていう。
登場人物が4人いるんだけど
みんな上手い具合に絡まっててちゃんと過去も描かれてるんだよねー。
水戸節といえばこれ
ちん●
いや別にちん●でもいいんだけど
突如●が現れると目がチカチカするので
せめて○にしてはくれませんかね??
ほんとに●だと存在感ハンパないwww
引きでみてもコレですよ。
でもほとんど修正してあると思いきやちんぽってそのまんま載ってる時もあるし、
大人の事情っていうよりも演出だね、これはw
ちなみに作中では6R以上やってます。
で阿部くんの過去の話がこれまたエロいんだよね!
>三日間かけてじっくりと犯された。
ってヤバイw
途中「はっ?」ってとこもあるけどw、
開発されていく過程はエロいよね!
登場人物たちの勤める会社は超絶ブラック企業で
そのストレスで男漁りがやめられないとか
自殺者と鬱患者があとを絶たないとかってあるんだけど、、
いろいろ辛すぎてワロタ・・・
さっさと辞めろよw
この醜悪環境と昼ドラ並にこじれまくった人間関係により、
ヤンデレが急増していくのであった・・・
話に出てくる全員を支配して、よしながふみの言葉を借りるなら
まさに魔性のゲイなビッチ(亮太)がいるんだけど
会社のお互い両思いだけどなかなか気持ち伝えられなかった2人を呼んで、
「ずっとハメたかったんだろ?やれよ」って言って無理矢理お膳立てして目の前でやらせたり、
無理矢理2本挿れさせて自分は見て楽しんでたり、
かと思ったら俺にも2本挿れてみたいなこと言い出したり
いろいろめちゃくちゃすぎるんだけど、
奴の過去は・・・
奴は子供の頃から、年齢が一ケタの頃からの、
魔性のショタだったのね!!
天性のビッチなの!!
自分が相手の庇護欲をかき立てる人間なのがわかっていたし、
下手したら殺されたり捕まったりするのとこだけど
お堅い職業の人間にしか目をつけず絶対ボロが出ないようにしたし、
同時に相手の弱味も握ったし、
その時その時で、一番金が手に入るだろう相手にうまく取り入ってたの。
そんで成長するに従って相手のランクも上がってって、
>20歳になる前に一生働かなくても食べていけるだけの金を貯めた
コイツヤバすぎだろ・・・
ちょっと特殊な方向かもしれんが、天才を目の当たりにして
物語に出てくる登場人物たちと同じように
前のめりで夢中になってる自分がいましたよ。
これ一番可哀想なのは六木さんだよねー
六木さんもまんまとビッチ蟻地獄に嵌っちゃうんだけど。。
あまりにも好きすぎて、
亮太は偽装結婚してたんだけど離婚させて、
自分の会社に無理矢理引き込んで囲っちゃうんだけど、
六木さんは複数でやったりとか痴漢プレイとかがもーー大っ嫌いで、
まともな恋愛したいタイプだったんだよね。
でも、相手がクソビッチなもんですぐどっか行くし、
「新しいオモチャ(ノンケ)引っ掛けて遊ぼうぜ」とか言ってくるし、
全然気持ちが伝わらないのね。
搾られすぎて「もう勃たない!」ってなりながら限界突破して頑張っておっきさせてるのに
「僕、なんでも言うこと聞いたじゃないですか・・・
あなたの望むことなら、なんだって・・・
だからもう、他の男を欲しがったり・・・しないで・・・」
って言っても「いいから早くち○こくれ」ってあしらわれて全く伝わりません。。
六木さんの心境
しかも、
「亮太を欲しがる人は引く手数多だったのに、
六木さんを選んだのは、ちん●が一番でかいからだろう」
みたいに言われてて悲しすぎわろたwwww
でね、最後の最後に亮太をずっと小さい頃から見てきた
イトコの如月さん(第三者)のモノローグで終わるんだけど
彼(六木)の精神はいつまで持つだろうか。
六木の亮太への執着は生半可なものではない。
よくて監禁、最後には(亮太が)殺されるだろう。
亮太は昔から(執着とか束縛してくる)危険な相手は上手に避けてきた。
それが天賦の才だったのに。なぜか今は、命の危険を感じさせるような六木から離れない。
そんなの亮太の人生で、初めてのことだ。
って、
「亮太が本気で六木に惚れていることを知っているのは、この世で自分1人だけだ」
って言って終わるのよ。
雰囲気は、故人の手記みたいな感じ(死んでないけどw
これがねー六木さんが最後にはきっと精神崩壊して殺すっていうのも良いし、
亮太も、手のひらであらゆる人を操ってるように見えて
今までの人生うまくいってたのに、
本人が一番くだらないと思ってるであろう恋愛感情に足をすくわれて
「他人の感情は見抜けても、自分の感情はわからない」
で破滅するっていうのがすっげー面白いなと思ったの!
それを第三者が語るっていうのがまたさー!
木原さんのHOME新装版の書きおろしの第三者視点とかもすごい好きなんだけどさー
本編で亮太の表と裏と、カリスマ性を見てきた読者側からすると、
ああ、あんなんでも最後には自分が今まで嵌めてきた人たちと同じようになっちゃうんだ、、
っていう後味の悪さがなんともいいの!
ちゃんと人間の心があったんだって安心感もある。
もう、エロとかちん●より最後のエピローグが一番面白い。
亮太は、もし全日本ビッチグランプリが開催されたら
審査員を全員食って堂々1位になるんじゃないかな?
おめでとうございます
本当にビッチ界のカリスマだった。
本編ではあんまりそう感じないんだけど、
ラストのエピローグ、しかも第三者の独白で一番実感するという不思議。
見せ方がうまかったねー
「天性のビッチとはなにか」
「天才ビッチとは」
って、いろいろと深く考えさせられるお話でした。
論文を書いてみたくなったよ。
あと、登場人物が全員病んでるのはブラック企業のせいということも学びました。(作中に書いてあるw)
巻末のコミケに小国の王子が現れるって話面白そうだったww
オタが出てくる作品ってすごく好き!今度どっかで見かけたら買ってみます。