ああ、そこでダイオウイカだ【エロとじ♥悦】小説アンソロジー / 感想ネタバレレビュー

ああ、そこでダイオウイカだ【エロとじ♥悦】小説アンソロジー / 感想ネタバレレビュー

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いか

イカちゃんです。

イカちゃん

発売寸前まで、ダイオウイカがいることを知らなかったので
サプライズ感がすごかったです。

ギョッとしたり笑ったり泣いたりイカだったり、
いろいろとバラエティに富んだアンソロでした!

エロ ★★★★★★★

イカのネタバレや多少のグロ話などがありますので注意!

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エロとじ悦

悪い大人/水戸泉

エロ充しようと思って水戸さんの話読み始めたはずなんだけど、
最後には泣いてしまった。

また名取さんの挿絵が合ってるのよ~~~

「肉体ではなく心を陥落させる」に焦点を置いた素晴らしい作品でした。

受けは、ヤリ●ンで素直じゃなくて
自分が女とやってるところを攻めに見せたがるような人なんだけど(なので男女の描写が多少あります)

「お前はこっち(尻)のほうが好きなんだろ?ゲイなんだから」

とか言って女の子のに入れようとしつつ
いちいち攻めのこと怒らせて、自分に気を引かせようとするわけね(笑)

まー女を絡ませたがるのは水戸さんっぽい話だよねw

月に笑う惣一編にあったシチュと同じような感じですね。あれもだいぶ笑ったけどw

自分は女とやってんだけど、攻めが自分らを見て興奮してるとこを見るのが一番ゾクゾクする感じ。

攻めが

「女の子をそんな風に扱うなんて可哀想だ。
ちゃんと慣らしてあげなきゃ。こういう風に」

ってそのまま尻をいじるわけね~!!

受けは「ゲイなんだろお前」っていつもバカにしてくるけど、
そのバカにしてる相手に尻を開発されちゃうわけね~!!女に突っ込んだ状態で!

「!!?」って気持ち悪いのに気持ちよくてわけわかんなくなっちゃってるところに、攻めが

「あ~お前がゲイじゃなくて残念だな~
もしゲイだったらちんぽ突っ込んでもっと気持ちよくしてやれるのにな~」

とか

「一晩中舐め回してからゆっくり入れてやりたい」

みたいなことを言うわけ!

そのくだりが超エロかったです。

ちなみに今回はいつもの水戸消し(ち●ぽ、ケツま●こ)じゃなくて何ひとつ伏せてありませんでした。

あの消しは花丸BLACKだけの特権みたいですね。

攻めはいつも突っかかってくる受けのことを
こっちの気を引きたいからだって気づいてたし、
こいつは素質がある、絶対に手に入れたいって思ってたのね。

「ここ(前立腺)俺のちんこで擦ったらどうなるんだろうな」って言って
受けはついに物欲しそうに攻めのこと見つめるんだけど、

攻めは(お前のほうから言え、もっと欲しがれ)って思ったし、
あくまで向こうから堕ちてきてほしかったし、堕としたかった。

今なら簡単に犯せるし、こいつを女にできると思ったんだけど、
それ以上しなかった。

もうちょっとで向こうから堕ちてくると思ったから。

まあその時の女の子は自分の上でいきなり男二人が乳繰り合いはじめてだいぶ可哀想だったんですけどね(笑)

ドンマイ!

それ以降、受けは自分にハッキリ欲情した攻めを見て優位に立って、

「やらせてやろうか」
「俺とやりたいんだろ?」

って言ってくるんだけど、

もう少し。あと少し焦らせば、この高慢な男を完璧に自分の玩具にできるであろうという目論見があった。

肉体を陥落させるのは簡単だが、受けに対してだけは、心の陥落を求めていた。

ってやっぱり攻めはずっと思ってたから、もっともっと焦らすのね。

その日も、

「女とやりまくってる中古は駄目なんだよね」ってあえてが怒るようなことを言って手を出さなかった。

そのあとすぐ受けは自殺しちゃうのね。

それから10年以上経って、偶然受けの息子(↑のときにできた子供)と出会って、
受けにしたくてもできなかったことを
息子にしていくんだよ~

やっぱり向こうからこっちに堕ちるように仕掛けて、

「俺が父さんの代わりになりたい」って言わせた。

その後のエロエロ展開は素晴らしいんだけど、

自分の思い通りになってる息子を見て、
自分では泣いてるつもりなんか全然なかったのに
気づいたら勝手に涙が出てきてるんだよね。

「愛していた」で終わるんだよ~

それがもうほんっっとに切なくってズシンときた

もう受けのことを恋しいと思ってもこんなふうに突っ込めることは二度とないし
話もできないんだよ。

「あのときああ言わなかったら」とか「あのとき抱いていたら」とか
たらればがこんなに身に沁みることも他にない。

もうちんぽだのケツまんこだの言ってんだけどそういうアホみたいな淫語もぶっ飛ばして受けに生きててほしかったなと思って涙が出た

ギャグ淫語もぶっ飛ばせる悲しさって相当ですよね。

受けが死ななかったifストーリー読みたかったよ・・・

もうそのまま受けが雌堕ちしてエロエロ展開になるのでよかったよ。

だってすごい悲しいんだもん

攻めは焦らしすぎたし、受けは、
自分のこと全否定された気持ちになっちゃったんだろうね。

もっと素直になっとけばよかったとか死ぬ前にいろいろ考えたと思う。

その焦らす匙加減はね
ほんっっとにちょっとの差だったね。

究極言うと、他人が何を考えてるか、どう思ってるか、
どんだけ心がドロドロしてるか
っていうのは、誰にもわかんないね。

切ないんだけどこの「肉体ではなく心を陥落させる」っていう一連の描写はほんとにゾクゾクした。

ローターを突っ込む→ち○こを挿入→ヒモを引っ張って位置を調整→相手、簡単にアヘる

っていう職人芸は、完全に頭いいなだった。

攻めはこういう人だから、受けが死んでも涙は見せなかったし、

受けの心の葛藤と歪んだところが好きだった。結局はその葛藤に殺されてしまったが、
それなくして受けという男は成り立たなかったのだから仕方ない。

って表面上では「なんだ、死んだのか」って感じで振る舞ってた。

でもほんとはしたくてたまらなかったし、それが叶うことは二度とないって
もう絶対に叶わないって思うと本当に辛くて仕方なかった

これから息子ちゃんがきっと傷を癒やしてってくれると思います。

溺れた純愛/中原一也

イカちゃんです。

12

挿絵もすっごくダイオウイカでした。

から見てもから見ても斜めから見てもイカでした。

これねーダイオウイカの正体は、

攻めの魂が乗り移ったイカだったんだよ!

攻め「俺が1人でダイオウイカを獲ってきたら、お前に言いたいことがある」

とかいうテンプレみたいな死亡フラグを言い残して海に出て行くんだけど、

それっきり攻め氏は戻ってきませんでした

受けもまた、

「攻めが死んでるわけない、嘘だ!」

って1人で探しにいくんだけど、その途中でイカに襲われるというお話です。

め

ダイオウイカの目って、生物の中で一番大っきいんだって。

夜、月の明かりしかない船の上で、受けはイカの足などを突っ込まれちゃうわけですけど、

そんな暗いとこでブラックホールより深い目に見つめられたら死ぬほど怖いよね。

チビるとかいう次元じゃなくてそれだけで他界する自信あるわ

受けはそんな目を見て、「攻め・・・!?攻めなのか!?」ってなってるけどねwww

イカ

イカのちん○んは、人間のち○こと同じような形をしてるらしいです。

・・・・

本当かよと思って、早速

「ダイオウイカ 生殖器」
「ダイオウイカ 性器」
「ダイオウイカ 交尾」

などで調べてみたんだけど、

肝心の画像は見つけられませんでした。残念

で、イカの精子は、細長い管(?)みたいなのに入ってて、
出されたあともしばらく動き続けるんだって!

お、おう

エイリ●ンかな?腹突き破って出てくるんじゃねと思ったんだけど、

受け、そのあと

数日間そのままで過ごすwwww

忘れた頃に腹の中のそれが動き出して、腹の中で破裂するわけですね。

攻めイカの「俺のこと忘れるな」って怨念でさ。

これは萌えたし異種姦が好きな人は最高のシチュだと思いますね。

逆にほんとにエイリアン展開になるパターンとボテ腹になる展開も見てみたかったねー。

ascii13

冷静に考えると結構ギャグな話なんだが、

受け「あの時(死亡フラグの時)言いたいことって・・・なんだったんだ?」

って聞いても、答えられないイカがすっごく切なかった。

攻めの意識はあるけどもう二度と喋ることはできない。

目と足で語るしかないのです。

読む前はその辺のイカに襲われるっちゅー中身のない話だと思ってたけど、
まさか攻めがイカになる展開だったとは・・・

イカくさい攻めは頑張って漁師に見つからないように逃げてる(?)んだけど、

いつかは見つかって、無理くり獲られて
売られちゃう日も来るんじゃないかなと思うととても悲しい。

受けとイカが密会してるとこを街の人が見つけて、
「こんなとこにイカがいるでねえか!」「や、やめて!」みたいなのもありえそうだし・・・

誰にも知られず、夜な夜なこっそり会えるのが一番だけど
もし街にいられなくなったら、頑張ってうまく逃げてほしいねー

遠いとこまで来て、もうダメだってなったら

イカ「俺を食え」

ってなるしかないよね。泣ける

自分は醤油を持ってくことしかできません。

ひみつのみずたまり/砂床あい

これは、タイトル通りのお話なんだけど

キーワードはお●つです・・・

?

受験ストレスで自律神経がおかしくなり、
頻尿になってしまいました
な受けなんだけど

いろんなものをオブラートに包んでなくて動揺したwww

しっこの量カップではからなきゃいけないとか、

ガチで漏らした感が味わえるようにブリーフ履いてその下にお●つとか、

もう全部がハイレベルすぎたし

カ・・・カップ???

だったしいろいろすごかった。

攻めは受けが漏らしてしまったところを偶然目撃しちゃって
「トイレトレーニング協力してやろうか??」って脅すんだけど(トイレトレーニングっていう単語)、

受けは最初嫌々だったし、そんな風に言われて当たり前だよね、攻めのことが嫌いだったんだけど

自分の下の世話(もはや介護)嫌がらず、躊躇もせずやってくれて、

ずっと辛抱強く付き合ってくれてるんだから

相手がどんなに性格悪くて嫌なとこがあっても

好きにならないほうが無理だよね??

最後には当たり前に両思いになります。

この2人は、そのへんに転がってる「好き」とか「愛してる」とは完全に次元が違ったね。

無償の愛ですよ。

一番恥ずかしいとこ見せて、それを受け入れてくれてるんだからもう完全に怖いもんない
そんな相手とは一生に一度出会えるかどうかだよねww

絶対に手に入れたい相手がいるときは、率先して膀胱をダメにし、
その世話を買って出るのが一番ってことを学びました。

砂床あいさんの他のお話も読んでみたくなったw

そのほかのお話

藍生さんは多分スランプですね。

“とにかくすごい”って小説で使う言葉かよw

大丈夫かなー

いとう由貴さんの、
超お固いインテリリーマン受け最高でした。

なだけに、「ご主人様」って言い出しちゃったのがちょっとガッカリだったw

最後までお高くとまってて欲しかったなー。

この受けは、常に優秀でいなくちゃいけない、いろんな人に期待されてるっていうプレッシャーで
万引きがやめられない人なのね。

ストレスで男漁りがやめられない!な話はよく見るけど、

地位も金なんていくらでもあるのに、
万引きってどっちかというと庶民が身近に感じるような、しょーもないことでしか発散できないって
不謹慎だけどすっごい可愛いなと思ってしまった

このお話の挿絵はひなこさんが合うね!

もう完全にPG5のひなこさんの受けのイメージだったw

受けは攻めに「万引きバラすぞ」って女装を強要されるんだけど、

こんなのイヤなのに、いつの間にか女装をすることが
攻めに好きにされること自体がストレス発散になってて、

気づいたら万引きしなくなってた(攻めにそうされることによって満たされるようになった)。

これ、めっちゃいい話だよねー

読んでる自分が本人よりも喜んでたね。

青野ちなつさんのお話は、ショタ受けっぽいのが残念だったが、

攻めの台詞にセンスあり。

桂生青依さんは、年下わんこが受けに全力でデレデレなとこが可愛かった!

デレデレっつーか「もおおぉお!ほんとに淫乱ですね!!」みたいな感じwww
二輪挿しあるのはこのお話だけかな。

櫛野ゆいさんの触手のお話は、勇者パロで、
意識のない攻めの目の前で触手に好き放題されちゃうって話なんだけど、

受けが散々粘液とかにまみれたあとになって目覚めた攻めが、

「ファイア・・・!」って言って触手をぶっ殺すのがすげー面白かった

ファイアwwww

あそこで終わってもよかったのに、To Be Continued…的な
続きがありそうな終わり方になるのもよかった!

次は魔王×勇者ですねと見せかけて、魔王様受けだといいな~ 無理かw

勇者と魔王を並べられると、魔王が受け派

御堂なな子さんは、生徒×先生だったんだけど、
先生が生徒と付き合うのにオープンすぎ(あんま葛藤がない)で微妙だった

攻めのこと「@@くん」って呼ぶのに違和感ありすぎたんだけどなんでだろう??あんまり好きじゃないタイプのキャラだったからかなw

今回の収録作品、どう見ても女ですみたいな挿絵が4作品くらいあったよね。

脅威の長髪率と女装率だったかも??

しかし自分現代もの以外はほんっとに読めないなー

中国の話と軍人の話、ファンタジー話はなかなか手が出ない。

もう三国志みたいな話はね、漢字が読めないw

目が滑るw

だからそういう時代もののお話が書ける人ってほんとにすごいなーって改めて思ったねー

エロ重視のお話は、基本的に中身が無いので、
あんまり心に残るものって少ないんだけど

今回の水戸さんや砂床さんみたいな、短編でもすごい魅せてくる作品もあるので、
やめられないよねー

たまに、すごい出会いがあったりするので。

エロとじは読んだことない作家さんを新規開拓できるところがいいと思います。

この人の文章好きだなとか、自分に合うなっていうのがわかるしね。

自分は砂床さんの他の本買ってみよ!って思ったからねーw

そうそう、水戸さんがあとがきで「日陰蝶」をオススメしてて嬉しかったです!

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「日陰蝶」と「ひらひら落ちる」は、タイトルが違うんだけど、 一応、続編になってます。 後者だけ読んでも、あんま…