先日、久しぶりに「BL小説書きたいな~」と思い、しかし書き方を忘れていたのでリハビリに勉強しようとpixivで
小説→#創作BL→R-18→人気順
で検索してみたところ、#♡喘ぎタグが大量に出てきて驚きました。
読んでみると、1ページ(というか自分の使ってる携帯画面に表示される限界)の半分以上が♡。
異様な光景である。多分、字より♡のほうが多い。
喘ぎだけじゃなく擬音も5行くらい延々と続いている。
ここまでだと萌えとかの前に笑ってしまうんですよね。ギャグだろって。
コンボで殺傷能力が上がるのが
#♡喘ぎ #んほぉ系 #淫語
の組み合わせである。
「※制作環境の都合上、ハートのかわりに「v」を使っています。」とキャプション(注意書き)に書いてあるのもあり、
いやいや、つけるな。
エロにいくまでは全然日本語しっかりしてるし、とても素敵な文章なので、落差がすごすぎて「精神病んでるんか??」と思いました。
(♡がなければよっぽどいい文章、すごく萌える文章なのになぜ・・・)って理解できなくて頭を抱えてしまうんですよね・・・。
果たしてこれが「小説」と言えるのか・・・?
「いてて~;」を見せられてどんな気分になれというのか・・・
自分も中学生のときに18禁小説を書いていたのですが(???)、当時は書いても公開する場がありませんでした。
今はpixivで簡単に投稿できちゃうからかもしれませんね・・・。
そもそも、この♡喘ぎや無限擬音を投稿してる人たちの年齢層が何歳なのかもわからないですww
pixiv小説の低年齢化がやばい
で、やばいすごいのがね、そういう小説の閲覧数/いいねの数がすごいんですよ。もう普通のエロ(?)とは段違い。世も末だなという感じがする。
中身のないエロのほうがウケる・たくさん見られるにもほどがあるやろ・・・
同人誌もエロのほうが売れるし、エロっていうのは全年齢よりも伸びる傾向にあるんですけども、ほんとにエロければなんでもいいんだなって目眩がした。
大体、タイトルにも♡入ってるからなあ・・・。
あと二次でも絶対に♡喘ぎしないようなキャラに♡つけまくってるの、「原作の何を見てんだ??」って思うんだけど、逆に「絶対にしないキャラだからこそさせたい」ってことなんだろうか・・・。
好きな人もきっといっぱいいるんだろうけど、私にはわかんないや・・・
商業BL小説では、♡が多用されてる本なんてまず無いわけじゃないですか?
あまりにもそういうのが多すぎて、世界で自分だけが狂ってるような錯覚に陥ります。
♡のほうが正常で、自分のほうが異常なのかもしれないっていうセカイ系漫画の主人公の気持ちを体験できます。
たまにぽつぽつ見るならわかるんですけど、検索して出てくるほとんどがそうという状態なので、完全なるホラー
無理矢理いいポイントを見つけるなら、ちゃんとタグで#♡喘ぎと書いてくれてることですね・・・。
結構みんなちゃんとキャプションに書いてる真面目な注意書き
普通の小説(?)だと思って読み進めて、エロに突入した途端様子がおかしくなったらダメージがでかいですので・・・。
私は夢小説は通ってきてないんですが、夢好きの友達に聞いてみたらそっちも低年齢化がすごいみたいで、
貴方「えへへ〜(*´∀`*)///」
みたいなもはや台本化してるのもあるみたいです笑
ところでpixivの夢小説は「自分の名前(本名)を入れられない」みたいで、20年前の文化に負けてるのウケるなって思いました(笑)
Windows Meの頃でも自分の名前入れられるシステムちゃんとありましたよ。
いつか商業誌でも♡喘ぎや無限擬音が当たり前になる日が来るんじゃないかと怖いです。
でもpixivで人気がある小説を書いてる人に声かければ売れるわけですから、それがされてないってことは、自分の感覚が正しいってことなのか?(笑)
まあ何が言いたいかというと、どんな作品でも見てくれて、「好きだ」って言ってくれる人が必ずいるので、「発表しなさい」ってことですね・・・。
この流れじゃあまりに無理矢理すぎるポジティブ論ですが、でも見たときに一番最初に思ったのはそれですよ。
これを小説と呼んでいいのか・・・。。っていろいろカルチャーショックだった出来事でした。。
pixivで小説→#創作BL→R-18ソートをかけるとたくさん出てきますので、みなさんも一度見てみてください。
ただほんとに世代の違いで、10代の子にとっては普通の感覚なのかなあ。。笑
おばさんと言われようとも、この感覚は一生わかんなくていいや。。
これと通じますかね↓