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僕より僕のこと好きになれる?【まったく君ってばもう】雲之助 / 感想ネタバレレビュー

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雲之助さんの漫画、久しぶりに読んだら絵がすごいパワーアップしていて、
キラキラ度が増していた!

前はふわふわして可愛い絵柄だったけど、ちょっとリアル寄りの絵柄になったかな?
ふわふわさとリアル路線を両立させているところが素晴らしい。

ここぞ!っていうとこで瞳がめっちゃキラキラします。

雲之助さんの描く甘いお話とこのふわふわした絵柄って、
奇跡レベルでぴったりだと思います。

そして、背景食べ物が美しすぎる!
出てくる食べ物が全部おいしそう!

これを昨日の夜中に読んでいましたので、ほんとに飯テロもいいところでした。
読めば読むほど腹が減る。すごい破壊力だったw

電子書籍

エロ ★ 朝チュン!

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まったく君ってばもう

これ受けがナルシストで、
「僕は天才的に可愛い!」
「この世で僕のことを一番好きなのは僕!」

とか言っちゃうんですよね。

ナルシストいうても、自分の素を見られたくないから作ってる部分もある(一種の闇)
っていうのがわかっていても

('A`)

終始こんな顔で読んでました。

雲之助さんの漫画はそういうキャラがよく出てくるんだけどね

好きな人はすごい好きなんだろうけど、もうノリが全体的にダメだったw

別にナルシストは嫌いじゃないし、ナルシストを組み伏せるシチュは好きだけど
ネトラレトライアングルの会長とか)
きゃぴきゃぴしたとこがもう完全にNO THANK YOU

「よく見てるね僕のこと!
ねっ ねっ ねーーーっ」

のノリとかイラッとしすぎてダメだったわw
なんてーかbtsのビッチとは別のベクトル(‘A`)な感じ

自分の中の性癖と究極に戦ったコミックスでした。 この作品のおかげで、 「なぜ自分は年下攻めが好きなのか?」 「なぜ年下攻めを好...

といいつつも好きなシーンが2つあって、

攻めと受けが最初に出会ったキッカケが、道でぶつかっちゃって受けのメガネを壊しちゃうってシチュで
お詫びにこのあとご飯ごちそうさせてくださいってなります。
そこで受けが、

「居酒屋嫌いなわけじゃないんだけど ご飯食べたって感じがしないんだよねえ
定食が好き!ちゃんと飯食ってる~って感じがするじゃん!?」

って言うんだけど、
それがめちゃくちゃわかる!

っていうか居酒屋のメニューって基本的に全部ご飯のおかずだよね
よくみんなそのまま食ってるなっていつも思う
ご飯欲しくなんないのかな?ってw

いつも飲むとかより好きなの頼んであとご飯くださいって言いたいと思ってるけど
いきなりそれを言うと変な目で見られるので仕方なく置物化

棒

攻めの友達が
「まあ酒が米代わりだからなあ」
って言うのを見て、やっぱりそうなんだ、、って納得。
やっぱ大体の人にとってはそんな感じなのか、、

自分も受けと一緒でご飯屋さんでちゃんとしたご飯を食べたい派なので
この台詞は「そうだよね!よく言ってくれた!」って感じで嬉しかったw

そもそも自分が酒が嫌いっていうのもありますけど。

もう1こは、攻めと受けが一緒に映画を観に行って、
受けが他の観客は全く泣いてないようなふっとしたポイントでボロボロ泣いちゃうんだけど、

「え、なんで誰も泣いてないわけ?ここ泣くところじゃないのか~?」

ってハンカチずびずびしながら隣(攻め)をちらっと見てみると、
攻めも同じシーンで泣いてるのね。

それを見てドキッとするようなシーンがあるんだけど・・・
これも、自分も人とかなり感覚がズレてる部分があるのでめちゃくちゃわかる!

「大作!」って言われてるゲームは「はぁ!?何このクソゲー」って思うこと多いし
世間で「クソゲー!」って言われてるものを「は!?何この神ゲー」って思うことが多い

映画とかアニメも受けと同じように、変なところで泣く

だからこういうツボ(感覚)が一緒って、異性であれ同性であれ一緒にいるうえで
何よりも大事なことだと思うね。
それさえ合えばあとはどーでもいいんじゃないかってくらい、重要なポイント!

そういう人が身近にいてくれたら、本当に一緒にいて楽しいだろうなー
まさにそういう人に会えたってだけでもレアなので、受けは本当にラッキーです。羨ましい!

誰かと一緒にいるなら、ツボが同じ人!っていうのは、
毎日思い出しはしないけど、自分の中の考えとしてぼんやりあった。

それをこうやって形に描いてくれる人は今までいなかったので、
このシーンを入れてくれて嬉しかったですねー。

エロは8ページで、肝心な挿入のところはピックアップされず朝チュンでした・・・!
あ、朝チュン!
鳥!

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スズメ

エロが見れなかったのは残念だったけど、不思議と「コノヤロー!」って気持ちは起こらなかったw
それでも違和感ないというか
「これはこれで朝チュンがベストの表現だったのかもしれない」
って思えたw

雲之助さんのいつかのあとがきで
「甘々ってよく言われるけど全く甘々に描いてる自覚はありません」
みたいに書いてあったけどなんでだ、、

「甘いお話読みたいんだけどいい作家さんいる?」
って言われたら間違いなく雲之助さんが浮かぶっていうか
それ以外浮かばないくらいキングオブ甘々なんだが

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砂糖

まあ当の本人は自覚していない、意識してないっていうパターンは世の中にはいっぱいあるよね・・w
今でも甘いのに、改めて「甘々」を意識して描いたらどんなものすげー作品が生まれるんだろうか。
めちゃくちゃ見てみたいです。

雲之助さんの漫画ってかなりドラマCD向けだし、
BLCDは聴いてみたいけどいきなりエロ度が高いのはちょっと勇気が!
って人にうってつけだと思うんだが、今まで1度もCD化されてない不思議。

uuu

おかしすぎるだろ・・・

どの作品も受けはショタっぽくて元気な子が多いので、そういう声質の人にはうってつけなのでは?

ほんとに既刊全部CD向きだと思うので、むしろ今まで1枚もCD化してないことに驚くわ

ラブリートーク (IDコミックス GATEAUコミックス)

しかし一番最初のコミックス、ラブリートーク(2010年)の時と比べると本当に絵柄が進化してますねー。
いい意味で「今風」っぽくなってます。

でも、甘さだけは一貫して変わらないね!
今も、昔も、どちらの絵柄も好きです。

まあいろいろ言いつつも、雲之助さんの新刊って、出るたびに
「どうしようかなー買おうかなー」
って迷う間もなくいつもカートに入れてるんですよね。

shopping-cart-371979_640

つまりそういうことだと思います。

嫌よ嫌よも好きのうちって言葉がぴったりだ、、w
雲之助さんの漫画に出てくる受けは、自分の好きなタイプではないのに、
なんだかんだで惹きつける何かがあるんですよねえ。

なんだかんだ、この続きを結構見たいと思ってる自分がいる
まるまる1冊エロ期待!求む開発編

甘いお話が好きな人ふわふわした絵柄が好き!という人にはオススメです!

平常運転の雲之助さんで甘々なお話なので、いつも買ってるという方も
安心して楽しめると思います!

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