志水ゆきに脇カプを描かせたら右に出るものはいません。
志水ゆきは絵はアレなんだけど、シナリオと読者を引き込む力はほんとにすごいと思う。
引退しても「原作」で十分やってけるレベル。
志水ゆきの一番好きなところは、絶対幸せにしてくれるとこ。
後日談でイチャラブエロまでちゃんと描ききってくれるところ!
「絶対に幸せにしてくれる」
これが根底にあるから、すっごく安心して読めます。
エロ ★★★
花鳥風月<1><2>
志水ゆき漫画との出会いは、友達に
「是を読め。お前は絶対好きだから」
って言われたのがキッカケなんだけど、是はね~もうほんっとに・・・
読んでてドキドキしたし、読み始めたら止まらなかったし、ドラマCDもほんっとによかったんだよね
三宅がうますぎてその日作ったオムライスに「健太!!」って書いたくらいだから。
で子安とDがさ、、子安はいつもの子安なんだけどDがもう可愛くて・・・
ってそれはいいんだけど、ほんとに大好きな作品になりました。
そんなわけで、志水ゆきの漫画は必ず複数カプが出てきて同時進行で話が進んでいきます。
それ以外のスタイルで描かれた漫画ってないんじゃないかな?レシピはどうだったか忘れたけど
今回の花鳥風月も、いっぱいキャラが出てくるんだけど
1人1人に物語があって過去があって、それがちゃんと描かれてます。
ないがしろにされるキャラがいないのも志水漫画の特徴。
自分は曜明と火弦の行く末が一番気になるかなあ。
基本的にメインより脇カプの方を好きになる性癖なので、
一見先生と糸くんが一番にくることはないかな・・・w
でも、この2人のイチャイチャ見てると本当に安心する。ただただ幸せなカプって本当に癒やし。
だから一見先生と糸くんもとても好きっていうか、この2人いてくれないと
他のカプのこれから起こることだったり過去だったりが耐えられん・・
それに、糸くんは過去が過去だったので、一見さんと出会うことができて本当に良かったって思う
もう実のカーチャンより親みたいな気持ちよ、読者は。
糸くんは幸せになるべき子だよ。
だからこのまま何も起こらずにずっと幸せで過ごしてほしいと思ってます。
一見先生の過去ってまじでどんなかわかんなすぎてワロタw
豚どもをはべらせて発散してたってことですかね?
先生チャラ男ってことだよね?ってそのへんは心配しなくてもいいんだよね?
糸くんを泣かせることがあったらちょっと何するかわからないね。
で、話がズレまくったけど曜明さん(攻め)は頭がガチガチに固い人です。
いつお兄ちゃんの呪縛から開放されるんだろうね?
とサラッと言うには、過去が重すぎたかな
お兄ちゃんと吉利谷の言うことだったらなんでも聞くんだろうか。
火弦(受け)が、熱あるのに無理して倒れちゃって、
座薬を入れなきゃ熱が下がらない!ってなるシーンがあるんだけど、
座薬って言葉を久しぶりに見たわ
よくよく考えると、座薬を開発した人ってキチ●イ以外の何者でもないよね
なぜ尻からいれようと思った・・
座薬って普通に飲んだら効果出ないんですかね??
尻から入れるくらいなら飲みたいよね・・
火弦がしんどくて何もできないので、曜明さんが「俺がいれてやる」ってなるんだけどw、
それ聞いた時の火弦の絶望がね、、手に取るようにわかりました。
好きな人に座薬いれられるって、、
人生の中で一番カンベンなことのベスト3に入るだろ・・・
間違っても「相手が合法的に*を触ってくれる!」って喜ぶとこじゃないよな
「やめて下さ・・・い 曜明さんにそんなこと・・・させられ・・・」
って必死に拒む火弦が可愛かった!!
そりゃ、必死にもなるのだが、
「わかった なら入れるのはお前がしろ
やりやすいように支えててやるから」
と更に羞恥プレイな展開
もはや罰ゲーム状態なんだけど、
恥ずかしがってる火弦は可愛いし、
曜明さんは全然火弦に興味が無いのかと思ってたけどなんだかんだで優しいしで、このシーンはとても好き
座薬って物体はちょっとエロすぎだろ・・・って入れるとこ見てて思いました
てか、ようめいさんトレーダーなんやね
引きこもりヤクザwww
引きこもりでヤクザっていうと、”月に笑う”の惣一さんと、”きのう何食べた?”のジルベールを思い出すw
後者はただのその日暮らし人間だけど。
大輝(攻め)とサバト(受け)よりかは、やっぱり曜明さんと火弦が気になるかなー
サバトは長髪キャラだからいまいちとっつきにくいところがある。
攻めは記憶を失ってて、受けは”記憶を失う前の攻めが好きだった”って2人のお話だけど、
嫌でも”是”の氷見を思い出す。
あっちは、受けが記憶を失っても、「変わらない。俺だけのもんだ」って感じだったんだけど、
サバトは玄間(是)と正反対なんだよね。
記憶を失ったほうの人格は好きになろうとも思わないし、口開いたら、「前の大輝を返せ」ばっか。
現実が受け入れられないし、受け入れようとも思ってないのね。
って考えると、玄間って男はほんとにすごい奴だなって思うんだよね。
自分と過ごした記憶も、名前も、全部忘れられて、
それでも愛せるっていうのは、本当にものすごいことだよ。
これは一言で言っていいような話じゃないのでまた読み返したら感想書きますけどw
今回の2人も、大輝の記憶は戻らないまま最後までいくんじゃないかなと思う。
サバトがどんなふうに成長していくかの物語かな?と思ってます。
あとね、志水ゆきの好きなところはあとがき
あとがきを長々と書く人って好きじゃないんだけど(作品で語れよと思うから)、
志水ゆきのあとがきは、もう本当に初期のコミックス(LOVE MODE)から
ずーーーーっと変わってないわけ。
必ず、読者、編集さん、デザイナーさん、担当さん、そしてアシスタントさんへの感謝の気持ちを書く。
このアシスタントさんへの感謝の気持ちが、何の関係もない一読者の自分にも本当に響いてくるの。
そう思う人、自分以外にも他にいっぱいいるんじゃないかと思う。
この人は本当に優しい人なんだなって思うし、誰よりも「作品は1人だけでは作れない」ってわかってる人
ほんっとに命削って描いてるんだなって思うわけよ。
だから、志水ゆきのあとがきは、温かみがあってとても好きです。
今、この人いくつくらいなんだろうなー
デビュー作が94年だからもう20年だし、40~50くらいか?もしかしたら50過ぎてるかな?
なんか、あんまり若いようなイメージはないw
自分が偉そうに言えることじゃ全然ないけど、
冒頭で絵はアレだけど(ryって書きましたけど、それで悩むこととか結構あったんじゃないかなと思う。
そういう時に、身の回りの人たち、アシスタントさんたちが本当に優しい言葉をかけてくれたり、助けてくれたりしたんだろうなあって思うんだよね。
自分の周りの人は、
「是を読んじゃうと、、かちょーはなー」
って言う意見が多いけど、
自分はかちょーもこれから化けてくると思ってます。
花鳥風月 ドラマCD
CD1巻では、曜明さんと火弦は出てこない脚本みたいですねー。
一見さんは坪井さんっぽいけど遊佐も合ってると思う
興津くんはいい演技しそうだなあ。
2巻の初回冊子は糸くんと一見先生がただやってるだけのエロなので、
エロ厨の方々は絶対入手しておいたほうがいいと思います!