前回、3巻の感想で「藤本と蓉一は絶対に続かない」って書いたんだけど、
なんか、4巻の藤本見てると、それを撤回したくなるくらい無性に可愛かったw
大人(桜井さん)に負けたくなくて、突っかかったりもするけど、歳相応の大学生だなあ
こいつ、やっぱり付き合ってからも頑張るかも・・・ってちょっと見直しましたw
エロ ★★ 予備パンツ大活躍
花は咲くか<4>
「俺はバカだからさ
桜井さんを好きなお前を好きになっちゃったんだよな」
あああ~~藤本・・・
そっか、そっか・・・って、黙って背中をぽんぽんしてあげたくなる感じ
にしても蓉一が振るときの、
「・・・桜井さんは関係ないんだ。俺が、ダメなんだ」
は 相変わらずキツいよな
でも、あとで
「もっと言い方があったんじゃないか」って、ちゃんと思いやれるようになってるからほんとに変わったなッて思うんだけど、
それも、皮肉なことに桜井さんのおかげなんだよね。
3巻の終わりから危惧しかなかった桜井さんの転勤問題ですが、
蓉一に「転勤することになった」って伝えて、蓉一がブチ切れるような展開になるんじゃないかって思ってたんだけど
まさかああいう形で、第三者から耳に挟んでバレるとは思ってませんでした。
自分が思っていたよりも、蓉一が”転勤”っていう事実に大ダメージを受けてなくてほっとした。
もっと感情爆発させてぶつかりあう展開だったら辛かったので・・・
にしても、桜井のおっさんにとって、”3年”って、
「たった3年だろ!?」
ってくらいには軽いもんなんだろうか。
どう考えても3年もなんですけど。3年もあればなんだってできるわ
おっさんになるとこういう感覚になるの?やだやだ、って思うくらいには、「たった3年」って言葉は悲しかった。
って思ったんだけど、20話のラストで「三年かー・・・」ってたいそう落ち込んでいるようなので、売り言葉に買い言葉の部分もあったのかも。
「都合が悪くなると(桜井さんの)突然大人ぶるあの態度に腹が立つ!!」
っていうのはわかりすぎたねww
(ちゃんと伝えよう
蓉一は蓉一のやりたいことを俺に関係なく続けてほしいって
俺に合わせなくていいって)
この2人はさー圧倒的に言葉を交わす数が足りないんだよね
もっとお互いに思ってること言えよ。
歳が離れてるからこそ、人よりもいっぱい話さなきゃダメだと思うよ
考え方とか、見てきたもんは違って当たり前なんだから、
そこでいちいちヘコむんじゃなくてそれはもう当たり前だと思って話してくのがいいと思うけどな。
「先送りにして待たせても俺が不安になるだけだってどうしてわかんないのかな」
それも、前回の桜井さんと同じで、「そうやって言われる不安になります!」って言えばいいんだよ。
まあ、21話らへんの桜井さんだとうまくはぐらかされそうな感じではあるがw
伝えとけば、相手も家帰ってから風呂の中とか寝る前とかふとした瞬間に考えるからね。
ここで腐らずに、
「俺が先に変わらないと桜井さんは変わってくれないのかも」
って、相手のせいにしないで、自分の行動から変えていこうとするとこが蓉一の立派なとこだよね~
ほんとに桜井さんに会ってから成長したね。
で、蓉一が桜井さんが転勤することについて考えてる時、「転勤のことを俺に言わない理由1,2,3」で、
”毎週末こっちに戻ってくるつもりだから”
って考えてるコマがあるんだけど、そこ読んで「あっ、そっか」ってなった。
1周間のうち休みは必ず(多分)あるんだから、そこで毎週帰ってくりゃいいんじゃん!と。
3巻が終わった時点で「離れ離れでずっと会えなくなる」しか考えられなくて頭真っ白だったけど、
そう考えるとそんなに悲しいことでもないのか
なんだ・・・よかったよ・・・
桜井さんは、幸い重度の社畜なので財力的な意味でもそんな心配しなくていいしな<同級生組@中村明日美子と違って
たまに蓉一が向こう(大阪)に行ってもいいわけだしさ。
そっか、転勤ってそんなに重いことでもなかった。海外とかじゃなくて大阪だしさ・・・
あ~~~~よかった。
前巻のあとがきに書いてあった通り、今回は蓉一の替えのパンツの出番があるわけですが、、
もうね、すっごい照れた
読んでてめっちゃ照れた
もう桜井さんがいろいろ用意してそれを眺めながら
「まだ使わないか?最初だからまだ・・・」
って悩むところから照れた。
桜井さん、
「蓉一に会わなくちゃ 会って話してわかってもらう」
って言ってた割には、
なんも話さないうちから始まったな??
感がすごくて、そこだけ違和感あったけどw
ちゃんと、帰宅途中に考えていた、
「連絡はするしなるべく会えるよう努力する」
「蓉一は蓉一のやりたいことを俺に関係なく続けて欲しいって」
などなどを話してから、コトに及ぶと思ってたので。
エッティなシーンは20ページほどでした。結構あるよ!
「・・・たまに自分で触ったりはするんですけど
そこで出して終わりでそれ以上何もなくて」
って言葉が蓉一の口から出たところに萌えた
何もしたことありません。夢精もしたことありません。って顔してるけど
そっか~やっぱり触ったりするんだな~
蓉一っていう男は、「一度も触ったことない」って言われても納得しちゃいそうな生命体なので・・・
萌えたわ・・・
ちなみに用意したモロモロの出番はなかったので、挿入はナシ!!
次巻は最後までいくのかな~?
でも、桜井さんの言うとおり
「ただ一緒にいられれば幸せって思えるやつも初めてなんだよな
だから何もしなくてもいいかなって」
でもいいと思える不思議
このエロ厨の自分が・・・雪か?明日
しかし蓉一のお父さんってほんっとにイケメンだし蓉一はトーチャンそっくりだよね。
多分、何も考えずに子供を残して死んだってことはないと思うけど
画家とかクリエイターって変な人しかいないから、
そういうことがあっても不思議じゃないのかなーって変なところで納得してしまう。
逆に、突発的心中だったらまだ普通だと思うしわかるんだけど、
ちゃんと遺書残して死ぬっていうところに変人さが出てる感じするよね。
これ多分5巻読んで真相を知ったら、
「こんないい加減なこと言ってごめんなさい」
ってなるやつな気がするけど
今回の終わり方は気になる終わり方だったけど、3巻のときに比べればダメージなかった。
蓉一のお父さんが自殺かもっていうのは、読者にはもうわかってたことだったし。
当人たちの心配をよそに、歳の差カップルの葛藤はいいなあ~と
ひたすらニヤニヤしながら読めた4巻でした。
今回のエロはニヤニヤしないで読んでくださいって言われても絶対無理なやつ
花は咲くか最終巻5巻 3/31発売
【小冊子付】花は咲くか (5) 特装版 (バーズコミックス ルチルコレクション)
通常版と特装版(小冊子付き)が同時発売ですけど、絶対に小冊子付きを買ったほうがいいと思います。
もうこの表紙の蓉一の笑顔がさ
胸が締め付けられすぎて直視できない(いい意味で)
これ”卒業生”並に日常生活に支障出るフラグ
いい意味でね!