インテリジェンスは、普段の自分だったら間違いなくジャケ買いしないような表紙です。
真面目でシリアスっぽくてエロ少なそうと予想できるから。
だったんですが、そういえばネットで話題になってたなと思って、
Amazonレビュー見たら相当エロいということらしかったので即買いでした!
結果
新しい新ジャンルエロを開拓することができた。
待望の続編! 丹下道『恋するインテリジェンス(2)』4/24発売 https://t.co/5VoBgccnyN エロ評価高し♪某国外務省が舞台の人気漫画 (ち)2/9発売の雑誌『リンクス 2015年3月号』で明らかになりました。
— 腐女子の情報サイト ちるちる (@chillchill_bl) 2015, 2月 10
2巻も読みました↓
恋するインテリジェンス
BLでは珍しい、かなり舞台設定がしっかりしている官僚ものです。
普段のBLの政治ものと違うのは、文章量の多さ!
コ●ンかな?ってくらい台詞と漢字が多くて普通の漫画より読むの時間かかったと思うw
第二種特殊諜報活動実習とか・・・目が滑りますw
政治系とか全然ダメだし好きなジャンルは現代リーマンです!人間なのでこういうの読むと本気で自分のバカさ加減が辛くなる
なんというか、作者さん、ほんとに政治とか官僚好きなんだな~!っていうのが伝わってきた
好きじゃないとこんなに専門的っぽく描けないよな、と。自分実際全然わからんですもん・・
まあ目が滑るような漢字がいっぱい出てくるんだけど、話は”色仕掛けスパイの練習”と題して合意の上でエロいことができるよ♪”というお話です。
これね、攻めが受けと話すとき、終始あやす感じなのが萌えた
「どうしても聞けない?じゃあごめんね ちょっとだけ強くするね」
「辞退するね?」
「十年前から変わったの確かめていいんでしょ
誰がいいって言ったっけ?誰が確かめていいって言ったの?眞御ちゃん」
「そうだよねなら抵抗するのおかしいよね」
ほんとここの会話萌えた
2人は同期なんだけど、ずっと低姿勢で、絶対に強引にいかないんですよね。
なんかこれ一種の会話スキル(??)だよなと思えてきた。相手を落とす技的な・・・
萌えました
適当にタッグを組まされて”バディ”としていつでも練習と銘打ってエロいことできるよってことなはずが、
最初の1回目以降、見た目に反して攻めがヘタレで、
”この子は汚しちゃイカン”と思って、
それっきり10年間手出さないんですよね
ハァ!?10年!!?!?
10年ですよ!!?
10年も何しとんねんな!?
いや10年て・・・・・・。ああ~~~もったいない!攻め、ヘタレすぎ!!
その間にどっかの腹の出たモブに暗がりに連れ込まれて(自主規制)されたらどうすんだよ!!
というかほんとにもったいない!人生は有限なのに、
25歳のエロい受け、26歳のエロい受け、27歳のエロい受けを
見てこれなかったってことになるんですよ!
作中で受けの年齢出てないから何歳かわからんけど!
なんちゅー機会損失だよ・・・
もう、その分の埋め合わせして毎日ガツガツやってほしいですね。
そして、受けは受けで当然「俺が1回目で堪え性がなかったからもう手出してこないんだ」と思って思いつめてしまいます。
そらそうだ。攻めひとりで「この子は汚しちゃいけない(キリッ」と思ってても絶対伝わんないし手出してこない=嫌われたとしか思えんよねwww
結果
受け:この4年間1回も射精してない
おい!死ぬぞ!
ち○こが壊死するぞ!!
ここは「ひ、ひとりでいつも(エロ実習の)訓練してた」って受けの台詞に萌えるシーンなんだけど
4年間0射精で「受け・・・頑張ったな・・・」って自分の中で涙なしでは読めないページになってしまいました。
でも、その受けのがんばりのおかげで「頑張って射精しようね」展開が生まれて萌えたのでよしとしますw
肝心のエロですが、表現力がほんっとにすごいんです!!
もはや異次元前立腺しか頭に残ってない。前立腺ってこんな可愛いんだ!と初めて思った。
これはぜひ読んで確かめていただきたいですね。
絶対いい意味で「!?」ってなりますww
1コマに台詞、擬音がすっごい多いんです。
だからものすごくエロく感じる
ちょっと語シスコさんっぽいでしょうか?
漏らしちゃったの表現とか、いきなり海が現れたのかと思ったww
壮大
受けが、攻めのことををどれだけ好きか、モノローグで語るお話があるんだけど、
それがまた本当に可愛かった
純粋に可愛いと思うし、応援したくなるピュアさなんです
受け、ぶきっちょすぎてこれ
「駅前のビジネスホテル・・・改装終わったみたいです・・・」
(※↑誘ってるつもり)
そりゃさすがにわからんわと思って愛しくなったww
「この攻めヘタレヤロー10年も放っておきやがって~!」と思ったけど、これには納得するしかなかったwww
”私はもうあなたなしでは生きられないんです”
って、この受けは自分が普段好きになるようなタイプのキャラではないけど、本当に愛おしくなりました。
こんなラブレターみたいなキュンキュン(死語)する文章久しぶりに見たなーと思って、一瞬心がまっさらな聖人君子になれたような気分でした。
数式は鷹に恋をする
官僚シリーズ脇カプです!
今度は主計局の人×関税局の人です・・・(全然わからん)
これね、受けのトーチャンの親バカっぷりが酷すぎて本当に笑ったww
「パパっで呼んでよ!」「え~!!ムリ!なんで!?」
※パトロンじゃありません。実の父です。(血は繋がってないけど完全親子)
トーチャンはとってもエライ人なので「名前と役職、はいっ」があらゆる意味を持ちます。
こういうノリは苦手な人と好きな人とで分かれると思うけど、自分は大好きです
容赦なく飛び交うハートねwww
家族が仲いいお話って大好きです ほっこりするからw特にBLではww
受けは美人系で、攻めにぐいぐいこられて流されちゃう感じかなーとおもいきや
受けの方から”俺は攻めのことが好きだ”って認めて、そっからすぐ
”この恋は報われる運命にない。だから今から告白する。
ここで心ごと散り散りにしてもらう”
って告白するんですよ。
そこが男らしくてとても好感持てました。好きって認めて、そっからすぐ”告白する”の判断の早さはほんと潔くてかっこよかった
”好きになってしまった つまり俺は敗者なのだ”
って台詞も好きです。いかにも官僚ってか、頭固い人の台詞っぽくてw
そのあと、攻め「頼む、俺の方から告白させてくれ!」ってなんやかんやでくっつくんですが、
「足開いて」って言われて、「見るなっ!だいたいお前いつも偉そうなんだよ!」って言い返す受けに
「(もうお前は)俺のだからいいだろ?」的なサムシングからの
「精液(これ)も俺のだろ?」にめっちゃ萌えました
萌えた!
萌えたんですが、、
このあと待ってるのはもちろん・・・
親バカパパと攻めの修羅場www
「お義父さん」の流れほんとワロタwww攻め強い!挑発の姿勢を崩しません!トーチャンドンマイすぎましたww
カバー裏のトーチャンも面白かったし、このトーチャンに関しては、「掘られてしまえ!」より、ずっとこのまま親バカでいてほしいと思いますw
絵柄からは想像もできない激しい(笑)エロと、
読む前には思ってもみなかった、
”受けが攻めのことをどんなに好きか、モノローグで淡々と語る”
”清々しいくらいに吹っ切れた親バカ父親登場”
っていう、少女漫画のような王道展開!
こういうのって、ありそうで最近全然読んでなかった気がします。だから無性に嬉しくなったし楽しかったです
それでまた、丹下さんのあとがきがものすごく丁寧なんだよね~!
志水ゆき並みの丁寧さだった(笑)
もう本当に丹下さんの”人のよさ”が伝わってきて、ますます好きになりました。
いい意味で絵柄とのギャップがすごかったリアル(?)官僚漫画!
エロは最高だしちょっと賢くなれたような気もするで、2度オイシイ素晴らしい漫画でした!!
(幻冬舎/丹下道「恋するインテリジェンス1巻」)