”オトコのカラダはキモチいい”の感想に、
「最初は尻の穴にち○こが入るわけないと思っていた」
って書いたんですけど、そんなことを思い出していたら、
自分がいつからこうなってどんなジャンルにハマってきたかとかが懐かしくなったので
今まで辿ってきた歴史を書いてみたいと思います。
1回で全部書こうと思ったら、いつもどおり
ヒートアップしすぎて長すぎて収まりきらなくなったので、
今回は”商業アンソロ編”です。
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腐ったキッカケ
”何がきっかけでこうなったか”っていうのはモロに世代が出ますよね。
オトコのカラダは(ryでも、金田淳子さん(BL評論家)は「風と木の詩」(竹宮恵子)って言ってたし。
自分はシャー●ンキ●グとミスフルからでした。
小学校5,6年のある日、本屋さんに行ったら可愛い絵柄のシャーマ●キングの本が置いてありました。
嬉しくなって読んでみると、
「阿弥●丸と葉がエロいことをしている!!」
まあこれは誰もが通る道だと思います。
「ワン●ース買ってきてー」って親に頼んだら、
アンソロを買って帰ってきたとかよくあったみたいですし。
当時、本屋で雑誌以外の本も普通に読めたんですよね。
今はブック●フでたまたま好きな漫画のかわいい表紙を見かけて、
「ウッ!?これは!?」(勃起)
っていうパターンが多いかもね。
自分の時代(2003年頃)は二次漫画の”商業アンソロジー”が全盛期でした。
この商業アンソロって、1冊1,000円なんですが、本屋で
「これが欲しい!!これが欲しい!!お願い!!」
って軽くゴネてJ( ‘ー`)しに5冊買ってもらったのをすごいよく覚えてます。
「ふざけんな!!あんたその分家の手伝いするんでしょうね!?」
ってなったけど
レーベルごとにエロが多い・少ないがあってよく覚えてますよ。
- オークラ出版・・・エロ多い(ここは未だに商業BLでもエロ多い)
- ラムネ出版・・・装丁がオサレ。エロ薄い、ギャグ多、オールキャラ多、全サあり
- Primo・・・装丁がオサレ、エロ薄、全サ
- ふゅーじょんぷろだくと・・・二次同人の漫画、通販情報が乗ってた雑誌「ジュニア」が出してたアンソロ。たまにエロいの差し込まれる
当時のラムネとPrimoが出してた商業アンソロは、レターセットの全サとかあったんだよね。
今思うとよくそんなのやってたなって思うけど、今も健在なのかしら。
あれ結構嬉しいんだよね。可愛くて。
これ見ると当時思い出して懐かしくなるから
思い出のために今後も使わないし、使えないと思いますw
だから、当時からオークラ出版はエロ的な意味で神な存在でした。
この頃、一種のアンソロの弊害で、アンソロ見てあの作家さん好きになったから同人誌も買う!
ってなって買うんだけど、内容がアンソロ掲載とおんなじっていうトラップがあったりしてねw
載ってる漫画って全部同人誌からの再録なのでw
それをたまにやらかすと、友達と顔見合わせて落ち込んでました。
商業アンソロの推移
そんなわけで、自分が買ってた時は、
オークラはエロが多い、ラムネはオサレでギャグ多、
って感じの見分けで買ってたんだけど、
その2~3年後かな?
出版社も学習して、
「カップリング別アンソロ」を出すようになってきました。

こういうのが出てくるようになるわけ。
まさに左の画像を本屋で初めて見かけたときは、
「とうとうこういうのが出るようになったか!!」
って感動しましたねー(ちなみに自分はSZ派でした)
だからさー今もとらのあなとか行くと最近の漫画のアンソロが売ってるわけだけど、
何回見てもそのオサレさに驚く。
なにこれ。
いろいろと次元を超えてんだけど。
”オサレ”を超越して”美しい”に挑戦しにきてるのも。
これを見たときは本当にびっくりした。
「かわいい表紙で目を引いて購入させる」って概念を覆した。
しかもやたら分厚いんだよねww
往来の
”オールキャラが笑顔で大集合”
”特定カプがアンニュイな顔をしている”
な表紙はもう終わりに向かってる。時代だなあと。
進化していくのは当たり前だしワクワクして嬉しいんだけど、
ちょっと寂しくなる(懐古厨あるある)
こっちに至ってはキャラさえ出てきてない。
厳密にはよく見ると奥にいるけど
正直言ってこれ見たら「欲しい」って思うよね。
この表紙なら、絶対内容もシナリオ重視の作品ばかりなんだろうなって思うし。
これで逆にエロばっかりだったら笑うがwwww
これ全部出してんのふゅーじょんぷろだくとだね。
ふゅーじょんの装丁はほんとに先を行く。
”他の出版社との差別化”は十分大成功してると思うね。
ち○この修正も薄いし、大好きです。
”オサレ””美しい”とは逆に、エロ特化本も出るようになりました。
これ一時期本屋に行くたびにめっちゃ見かけたんだが。
これもふゅーじょんだけど(安定)、表紙オサレすぎでしょ
もし文字がなかったら中身がエロエロとはとても思えないオサレ表紙
このフォントがいいよね
もう全部が綺麗。
今のとこエロ特化はこれだけかな?
今思ったけどエロ厨の自分としてはこれは買ってみてもいいかもしれない。
次見かけたら考えます。
商業BLでも、二次アンソロでも、アンソロ買うならふゅーじょんにしとけって感じですね。
それくらい安定。
(メディアソフトの「強制BL」と「背徳BL」買ったけどやっぱイマイチだった・・・)
アンソロの不思議
アンソロって、出る作品と出ない作品がありますよね?
ジャンプ系はすぐに出る。ハイキューも今モリモリ出てますね。
これからもっと増えると思います。
でも、弱虫ペ○ルとか、進○の巨人、Fr○eのアンソロって出ないんですよね。
圧倒的に少ない。ペダルは最近見かけて感動しましたけど
これって、集○社はそんなに権利にうるさくないからなのか?
秋田○店はうるさくてとても商業からは出せないのか?
それか、アンソロを作る出版社側が、
”絶対に売れるものしか作らない”
っていう姿勢なのか。
にしては、進撃なんて作ったら絶対売れるから作らんのはおかしいよね。
やっぱり権利の問題(暗黙の了解)ってとこなんですかね。
そこが長年ずっと気になっています。
黒バスばっかり出すぎだからね、マジでw
商業アンソロの推移 次は・・・
「カップリング別アンソロが出てきた」
「オサレ装丁のアンソロが出てきた」
「エロ特化のアンソロが出てきた」
最後は
「作家別セレクションが出るようになった」
ことです。
こっちは2005年くらいからもう出はじめてたので順番が逆だったかw
最近のはやっぱり装丁がオサレになってきてます。
はらださんとか、七菱ヒロさんとか、のばらあいこさんとか、
今商業で活躍されてる方の同人をまとめたやつもいっぱい出てます。
だから、今は
商業で好きになった→同人も読んでみる
ってパターンのほうが多いかもしれないですね。むしろあるあるかな
RURUさんの本とか、発行が2004年。
作家別はかなり早い段階からあったってことですねー。
好きな作家さんの漫画を、薄い本1冊分の値段でいっぱい読めるのは
やっぱり嬉しかったものです。
ふゅーじょんの装丁はほんとに可愛くて好きなの多いから
「ふゅーじょんの個人的好き装丁TOP10」
を書いてみようかなあ。
とても書きたくなってきた