花は咲くか最終巻の5巻が、作者の日高さんの誕生日(!)に出るとゆーことで、
あー読も読もって感じで読み返しました。
というのも、3巻の終わり方(攻め、転勤決定)が辛すぎて
「これはもう完結するまで無理だ」
ってことで4も買ったまま読めてなかったので・・・。
BLの続刊は時間が出るまでに絶対1年以上待たされるしね・・・。
絶対最後は幸せになるってわかってるんだけど、こんなにしんどくなるのは日高さんの描き方がうまいからだと思います。
他の人が同じように描いてもこんなに心動かないと思う
そして1巻の奥付読んでびっくり
1話が掲載されたのって2006年!?
もう10年経とうとしてるって一体・・・
時の流れが早すぎて意味不明
それで結構、掲載期間があいてるのねー
憂鬱な朝と、読み切りやら、モロモロと平行だったからでしょうか??
こんなにもスローペース掲載だとは知らなかった。
2006年って言ったけど、日高さんの絵も色褪せないよねえ。
すごいガラッと変わるわけじゃなくて、地味に進化していくっていうイメージ。
キャラの”目力”だけはずっと昔から変わらないですね。
エロ べろちゅー止まりです
花は咲くか<1><2>
ひとつ屋根の下@BL版
本家見たことないけどw
年上攻めですが、この作品に関しては年上攻めだの年下攻めだのはわりとどうでもいい。
日高さんの作品はいつもそうだけど話が面白いので。
受けの大学生(蓉一)が持ってる立派なおうち(畳)に、
攻めの桜井さん(おっさん)をはじめ、いろんな子がやってきてにぎやかに下宿生活します。
そうすっと必然的に住んでる人数分だけ物語があるよね的なお話
桜井さんみたいな、基本仕事と家の往復で、好きな人が家に来て会話続かなくてついTVつけちゃうところいいよねww
よくいるオッサン。
平凡オッサン。
こういうオッサンって三次元だと「こうはなりたくない」って思うタイプだけど、二次元で見る分には可愛い。
もうね、、藤本の存在がわりとウザすぎて、、
全面的に菖太(しょうた)の意見に同意なのね。
言いたいことは全部菖太が言ってくれるし、蓉一にちゅーしそうになったところで「何してんの!!?」ってドカーン!!とやるとか、
自分が読んでてその時一番やりたいことを、この子がやってくれるって感じw
花は咲くかが三次元化するなら、完全に素で菖太できる自信あるわ
こういうショタっぽい子は、あんまり好きになるタイプではないんだけど、菖太はわりと好きですねー。
「ヨウちゃんは優しいけど何もしてくれないから俺は早く独立したいの」
って、自分も同じ立場だったらきっとそう思うし。
というか早く家出たくて、バイトばっかしてた頃の自分とかぶる。
だから固っ苦しい家が嫌だとか、居心地が悪いとか、すごくよくわかるし、
んでもって藤本に対して「おめーなんて呼んでねーよ!」な態度をとってくれるので大好きw
藤本は、蓉一と桜井さんの話じゃなければ好きになれたと思うんだけど、
これはオッサンが頑張る物語なので、
お前みたいなリア充は黙ってて!可愛い女の子いっぱいいるだろ周りに!なんでわざわざこっち来んの!?
と思わずにはいられないw
まあ、藤本の
「桜井さんみたいなちゃんとした人には(男を好きになるってこと)面倒だしヤバいんじゃないですか
だってもう結構いいトシでしょ」
って言っちゃうところは嫌いじゃないけどね。失礼とか通り越して逆に清々しいところがいい。
でも「うるせーな!!オッサン頑張るからお前はいいよ!!」と思うわけでw
オメーは一生蓉一に「家行ってもいいですか?」とか言われねーから!!
ってまた意地悪なことを言いたくなる大人げなさ・・・
2巻の最後で、桜井さんが”近づけば近づくだけ問題は山積み”っていうけど、何が?って感じなんだが。
別に問題ないしただ自分の気持ちに素直に行動すればいいだけだと思うけど・・・
っていうのは自分がお気楽な読者だから思うことで、ここの2人も19歳と38歳でほぼ20歳差あるからねー。歳の差もの続きますけど・・・
葛藤がなけりゃそれはそれで、問題ありだわな。。
蓉一の、
桜井さんの家に行く→
料理できないので冷凍食品出される→
「だから外に食いにいこうって言ったろ・・・それでもいいって言ったのはそっち・・・」→
「冷凍食品苦手なんです。お邪魔しました」ガチャ
って一口も手つけないで帰るのすごいよね。
これ自分されたら下手したら夜道で後ろから刺してしまうわ。イライラしすぎてw
でマスゴミに「むしゃくしゃしてやった。反省している」って言っちゃうようなやつ
まあ蓉一はこういう人だからいいんだけど、それにしても・・・
と思いつつ、
「ああ手つけないのは吉富さん(料理担当おっちゃん)の手料理が大好きだからなんだな」
って思うと、可愛いじゃんと思えてくるから
まさに桜井さん現象
吉富さんイカついのにめっちゃおいしい料理作るって大好きだなあ
桜井さんと蓉一は、なんだかんだで境遇が似てるので
そういうとこで惹かれ合う部分があるかもしれないね。
蓉一みたいに、あんなに振りきったものすごいキャラだと(不器用なだけだけど)、初めて笑顔を見た時の衝撃ったらないと思う。
これは好きにならざるを得ないと思うので、桜井さんが恋に落ちるのは必然。
でも、桜井さんは冒頭でも言ってるように、
「熱はどうしてすぐ冷めてしまうのか?」
って言ってるし、今まで恋愛ごろそれで全部失敗してるし、今回はどうなのか?
蓉一相手だと、どうなるの?
蓉一に対しては飽きないのか?
ってとこが、気になるよねー
別にいつも初恋みたいな気持ちでいろってんじゃないけど、
相手のことを離したくない、ずっと傍にいてほしいって気持ちが
桜井さんの中で芽生えて、かつそれが持続するのか?
いやーおっさんの成長物語だねー
最終巻でどういうふうに終わるのか楽しみです
このお話って、ある日偶然受け(蓉一)と出会って、成り行きで家に行くことになって、
行ってみたら そこだけ別世界みたいな立派なおうちと広い庭があって、
家主は綺麗なひとで、あらゆる意味でミステリアスな人で・・・って、
なんか物語の世界に迷い込んだみたいだよね。
耳を●ませば的な・・・
ああいう日本家屋って本当に不思議な魅力持ってるよね。
こういうある日突然異世界へ迷い込んだ的なシチュは、誰しも一度は憧れると思うので、
そういう変なところで
桜井さんが めっちゃ羨ましくなるのでした。
花は咲くかドラマCD
2巻まで出てます。しこりんが出てるのだけははなぜか知ってたけど、
蓉一は近藤だったのかー 超ナイスキャストな気がします。