先日の「夜はともだち」を読んで、
onBLUEでSMって他にあったよな?
とふと思い、なんだっけなと本棚漁ったらスニーキーレッドでした。
すっきりしました。ついでに読み返しました。
正確には「夜はともだち」はonBLUEではないが、
表紙の装丁がonBLUEすぎたので自分の中ではonBLUE
スニーキーレッドの表紙は、結構衝撃でしたね~
自分も、表紙を見てこれは普通のイチャラブの話ではないな!と思い
期待でジャケ買いでした
エロ ★★★
スニーキーレッド
攻めと受けの出会いは、最初因縁を吹っかけられてガチ喧嘩をしたところから始まります。
で、会う度に
「今日こそ決着つけようぜ!!
俺達の戦いはこれからだ!!」
って感じで喧嘩するんだけど、
そのうち受けは
「殴られても悪い気がしない、おかしい・・・」
と思い始め
それを攻めに気づかれちゃって・・・
というお話。攻めは
↑の桜日さん漫画の攻めと同じ、流行りのBL髪型です。
受けはそのあと、攻めに家を知られて好き放題されちゃうんだけど
「ちょ・・・っ ゆっ・・・ゆっくり・・・っ
マ マジで脱肛する・・・・・・って!!」
まさかの脱肛www
あえてみんなが避けてたことをやってのける、↑の木原さん思い出したww
誰でも一度は「受けの*大丈夫かよ?」と思ったことはあるけど、
あえてこの言葉口にしなかったよねww
「脱肛」って言葉はBLで初めて聞いたし、むしろタブーだと思ってたので
新鮮だったしなんだかとても嬉しかったです
しかもそのあと「すれば?」って言ってる攻めがじわじわくる
ひでえ
この作品の受けの良いところは、
攻めにガチ殴りされたり最中に首締められたりしても、
攻めに対する態度が変わらないこと。
自分より年下っていうのもあるけど、
普通に笑うし、会話するし、背伸びしないし
ビクビクしてご機嫌を伺うようなところもしない。
そういうところがすごく魅力的で大好きです。
喧嘩を売られたら誰でも殴る攻めを見て
嫉妬でモヤモヤした気持ちになり、
「他のやつを殴るな、俺だけにしろ」
って言う受けがめちゃくちゃカワイイんです
そのあと、攻めが
「言ったな 責任とれよ」
って言い返すんだけど、それがまためっちゃかっこいい
そのあとむちゃくちゃセックスした(略)的な展開になり、
受けが攻めの名前を必死に呼ぶんだけど
「そんな呼ばんでも・・・うるせえなあ・・・・・・」
この攻めの言葉に愛を感じた
攻めはもう自分が受けに惹かれてることを自覚してたので、
案の定
「受けのことを殴りたくない。
しかしあいつはMだからどうしよう」
ってぐるぐる悩み始めますww
で、受けは受けで
優しくされるとどうしたらいいかわからないww
受けは、さっきも言ったように攻めと普通に会話するし、ビクついたりもしないから
ぐるぐるしてても決して暗い雰囲気にならないところが
またこの漫画の素敵なところ
受けが攻めにゴムをつけようとして失敗(最後の1個)しちゃって
ダメにするシーンがああるんだけど
「・・・生でやる?」
って言われて興奮しちゃうシーンが自分の一番のツボでした
「こんだけ締めつけといてよォ―――
中に出せって言ってるよーなモンだろ
っとにやべー奴」
このようなシチュは大好きです
たった2ページの出来事なんだけど死ぬほどツボりました
萌えすぎて死ぬかと思いました
ハルのセリフ全部好きすぎる
殴られる方が圧倒的に痛い(物理)はずなのに、
「俺だって心痛めながら頑張ってんスけど?」
に「好きな人がドM」の大変さを垣間見たww
見てわかるように、受けは顔にいつも傷があるけど
ほのぼの(?)な2人なんですw
ちぐはぐだけど、お互いのことが好きな2人が本当に可愛い
読んでて幸せでした
描き下ろしで「脇キャラ目線から見た2人」のお話もあるんだけど、
それもまた面白かった!!
脇キャラがまた魅力的なんです!
たなとさんの描くヤンキーは本当に素敵。
脇カプでもカプ派生しそうだったんでめっちゃ期待してます。
スピンオフ来ますように・・・!!
公式ブログで試し読みあります
onBLUE公式ブログさんで、
結構なページ数試し読みができます。
「購入しようか迷ってる・・・」という方は是非!
とっても余談
最初読んだとき、あまりに素晴らしかったので
作者のたなとさんのpixivを拝見したら、
コミティアに毎回参加されていたことが判明。
それを見て、「あ~確かにコミティアに出てそうな絵柄だ」って
妙にすとんと腑に落ちました
J.GARDENよりコミティアのほうがずっと似合う絵柄といいますか
ものすごく納得いきましたw
それ以来、自分の中でのたなとさんは「コミティアの人」。
なんていうんだろう、コミティア独特の雰囲気というか・・・
普通に青年誌で連載してそうな絵柄!・・・が一番しっくりくるかな?
だからそんな素敵な絵を描く方がBLを描いてくれて、本当に
ありがとうございます・・・
ありがとうございます・・・
としか言いようがありませんでした
すごく暗い!わけでもなく、
すごく明るい!ってわけでもないんだけど、
読んだらひたすら幸せな気持ちになれる
そんな素敵なコミックスでした