これは読んでみたら短編集でした!どこから読んでもオッケー!
短編(読み切り)が好きな自分にとっては嬉しかったです。
しかし帯がないと寂しいね。すっごい物足りない印象を受ける。
売上に直結しそう。
エロ なし
風待ち休暇
エロないのは表紙の雰囲気でお察しでしたがほんとに描き下ろしにダイジェストでちょろっとあったのみw
ダイジェストでもちろん股間は見えなかったが入ってたかな?
受けがノンケだったから挿入まではいかなかったかもしれないな。
収録作、年下攻めの割合が多かった??かな?半々か。
キスまでもいかないカプもあるのでどっちが受け攻めって概念があんまりなかったかも(笑)
全体的にというか表題作と最後に収録されてる話「壁越しに住む人」が
ちょっとひねくれてるっていうか、一癖ある受けの心情が自分のことのようによくわかって面白かった。
自分里つばめさんの描く漫画のどこが一番好きかって心理描写が一番好きかもなあ。
心理描写っていうと崇高に聞こえるけどどこにでもいる平凡な一般人が頭の中でぐるぐる考えちゃうようなやつがうまい。
表題作は受けがおっさん(32)で、攻めが年下(25)で受けのこといろいろ気にかけてくれるんだけど、
受け(こいつやっぱりオレのことさびしいやつだと思ってんな)
とかわかる!だった。
そういうのって感覚的にわかるよね~~~
明らかに場違いな場所にいるときに周りが気使って話振ってくれる時の感覚と似ている。
受けがイラっとくるのもわかるわー
「受けさんは仕事何してんの?」
「・・・ニート」
「じゃあちょうどいいじゃん!」っていう会話ww
里さん結構自堕落キャラを描くのに定評あるよねwww
攻めが受けのほうが年上だって知りながらナチュラルにタメ口で話してたのが自然すぎてすごかったw
里さんの描く年下ってぐいぐいくるから好き
最後の「決まってんじゃん」のとこの攻めの表情がサイコパスっぽく見えるのがツボでした(サイコパスじゃないです)
描き下ろしの
「こんな寂しい部屋に置いときたくない
連れて帰りたい」
ぐっときた!これ攻めが年下じゃなかったら絶対こんなこと言えなかった!
閉鎖的な田舎(海がきれい)でこれからずっと一緒に暮らすんだなーと思うと萌える
じいちゃんもきっと嬉しいだろう。娯楽もそんなに無いから、たまに釣り行って泳いでのんびりして・・・
表紙から察するに野良猫も結構いる感じか。しばらくは受けは攻め(年下)に養って貰う形になるのかな?w
ほんとに漁師の主人を支える嫁的な立ち位置w
もう受けがニートで自堕落すぎてやばいから悪い流れを変えよう!って1人で海に来ちゃう(2週間滞在)ってところからして好きだった、
まさかここに来たことにより男の恋人ができるなんて夢にも思わなかったんだろうなあと思うと余計に
加賀英明の少し特殊な日常
この加賀さんのお話が一番好きだったww
- 眼鏡33歳
- 七三(?)
- 几帳面
- 神経質
- デートは全部予定を立ててから来る
- その通りに行動する
見ず知らずの人にいきなりピン札5枚貸しちゃう加賀さん・・・!?(諭吉じゃなくて野口)
よく今まで無事に生きてこられたね!?
加賀さんみたいなタイプは可愛くて好きです。二次元ではね。
三次元にいたらちょっとわかんない。
作中では女に「うわ・・・ないわー」みたいに思われて
男には「お前の良さは女にはわかんねーかもな!」なんて言われてたけど、
確かにこういう几帳面なタイプって、女に嫌われて男に好かれるのかなーって思ったw
自分も電車で堂々と恋愛マニュアル読んでるキリッとしたおっさんに出会って「えっ!?」ってなりたいわー
(わからないときはマニュアルを読めば)
って可愛いのねww
恋愛マニュアルなんてほんとに読んでる人間実在するんだみたいなねwww
「事前に内容を調べず映画を見たのは初めてだったんだがこんなに面白いと思えたのも初めてだ」
って言っちゃう加賀さん(受け)。そらそーだ
里さんの描く攻めは絵柄とは裏腹に結構強引なところが好き。
強引なんだけど引き止め方は「明日行っちゃやだ」って子供っぽいんだよ~~可愛い!
外走ってたら急に雨が降ってきてヤバかった!
やっと水曜日だね会えないのが寂しい
明日会えるね!めちゃ楽しみ
って20歳が33歳にLI●Eで送ってんだよね・・・
「めちゃ」だからね・・・可愛い
攻め「今日の試合で俺が点入れてうちが勝ったら
付き合ってください!」
もう少女漫画のおっさん版なんだよ!
しかも今日び見ない一昔前の古風な少女漫画。
こんなピュアなことを33歳のおっさんと20歳がしてるって思うとすっごい可愛くてさ~~!
その辺歩いてるJCより純情だった
試合中に攻めが汗だくになりながらこっち向いて笑ってくれたり、
女の子と話してるの見てズキッとして、
(なんだこの感じは・・・)って思っちゃう加賀さん不器用可愛い
「俺が勝ったら付き合ってください」って漫画みたいなこと言われて汗だくになって頑張るとこ見せられたらオチますよねw
「試合勝ったよ」
このシーンでぎゅってされてるのが黒髪ロングの女の子じゃなくてTHE・33歳おっさんってとこが萌えすぎて泣いた
ところで一応30歳から上がおっさんの区切りでいいかなと思っています。
で「勝ったからご褒美ちょーだい」って言われて0.5秒でキスされて
されてるときに頭の中に恋愛マニュアル()の
「付き合い始めのときは会話を重ねること」
「機会があれば手をつなぐくらいのスキンシップ」
「時間をかけて2人の距離が近くなったら自然な流れで軽いキスを」
って本に書いてあるノウハウ()がぐるぐる回ってんだけど何一つその通りになってないんだよ!
マニュアルの逆をいく若さにすごく萌えました。。
キスされてる最中にぐるぐる思い出すっていうのがほんとに萌えで・・・
加賀さんみたいなタイプの人は若い子が相手だからこそいいのかもしれないね。
「ピュアだね」って言ってくれるのって
攻めが若い感性を持ってるから的なとこも結構あるのでは。
えーと最近のJCやJKがどっからどう見てもキモいキャラのことを「可愛い」って言うみたいな
一周回ってみたいな・・・
いやー、加賀さんを幸せにしてあげられるのは女にはできないですわ。
萌えました。
壁越しに住む人
一人暮らし始めたはいいけど
隣の騒音がうるさくて集中できなくて成績下がったってリアルにあるんだろうな・・・
自分も一人暮らし始めたらマンションの目の前が宗教で毎朝変な踊り踊っててそれで毎朝起こされてその頃から耳栓生活が始まった
受けが、予備校で隣になった人に話しかけられて
(ちょいノリが軽すぎるような気もするけどあんま深く関わんなくてよさそうなヤツだし
とりあえずつながっといてもいいかな)
って瞬時に利害関係の一致を見定める能力ねww
(ちょいノリが軽すぎる気もするけど~)
この判断力大事だよねww
この受けの対人間に対する距離感ものすごくよくわかって心地よかった
軽いけど必要以上に距離をつめてこない、
上滑りする会話も成り立つから楽だ、
でもそんな時間が虚しくなることもあってとか
攻めが受けの部屋に来て受け「今度は俺が(そっちに)遊びにいっていい?」って聞いたら
「今散らかってるから見せられないんだけど、片付けたらぜひ来てよ」って言われて
「あっイヤなんだ」(察し)ってなったりとか
そのあと「聞かなきゃよかった。そしたらこんな思いすることもなかったのに」とか
親に話せる悩みではない、心配もかけたくない、
だから誰かに言いたいけど「贅沢でくだらない悩みだって言われそうで」とか。
家を出ても結局金銭的には親に依存してるわけだしそれなのにまだ親にイラついてる自分が嫌だとかね。
一人っ子は確かに親の期待がすごいのしかかってきて辛いのかも。
「年いくつなんですか?」
「いくに見える?」
(めんどくせーな)
「あ 今めんどくせーって思っただろ」
「・・・別に)
しかしここのカプは一人っ子同士で孤独じゃなくなったのであるあるネタで話が合いそう。
最初に出てきたヤクザの人が攻めかと思ってでも個人的には受けだったら嬉しいな・・・って思うやつだったよねww
カバー裏あとがきの
1人でも好きになっていただけると嬉しいです(多いともっとうれしい・・・)
がカワイイなと思ったw
今回は短編集なので、1冊の中で登場人物がいっぱいだけど、
ほとんど自分より年下で辛かったです・・・
昔は漫画読んでて20歳くらいになったらこんな考えできるようになるんだなーと思ってたのに・・・
えー20歳でこんなに強引にいけるかー!?自分絶対ムリだわってもはや年齢じゃなくて性格の差なのに考えてしまう。
加賀さんA型納得すぎたww家族全員Aの血なんじゃないだろうか?w
今回表題作、、というか表紙を加賀さんで一番最初に持ってきたほうがよかったのでは
と思ったけどインテリジェンスとかぶるからだめだったのかもしれないw(同じ発売日)
えーとそれっぽい勉強しててインテリジェンスにいてもおかしくなさそうなビジュアルだったからw
里さんの漫画はもともと淡々としてるところがあるけど、
いつもつまんないとは思わないんだよな。
里さんの描く年下に強引に人生を変えられちゃう受けが好きです。
帯が無かったりなんやだったり、出版社があんまり売る気概がないのが伝わってくるようなコミックスだったけど(というかビッチ部とインテリジェンスに隠れた)
自分はとっても好きだったな。加賀さんw