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愛が重い受け【彼の焦燥と恋について1巻2巻】碧本さり / 感想ネタバレレビュー

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セフレから始まる2人のお話です。年下攻め!

エロの回数が多いので、とってもエロ充できます!!

年下攻め、おっさん、執着、自分の好きな要素がいっぱい入ってて例に漏れずなんでもっと早く読まなかったんだろう・・・ってやつでした・・・
(1巻の全サペーパー逃し)

リピって繰り返し読むくらい大好きです。

電子書籍

エロ ★★★★

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彼の焦燥と恋について<1><2>

受け「君みたいな若いのはタイプじゃなくてね
そのかわり好きに抱いて構わないから」(自ら目隠し)

受けは執着(束縛)気質フケ専で、

愛が重い人です。

年上好きはわりと見るけど、ハッキリフケ専って言ってるキャラはあんまり見ないので新鮮だったw

けど、受け(矢嶋さん・33歳弁護士)は攻めと出会って、
フケ専なのにもかかわらず年下に惹かれていくんだよね!

だから攻めは通常の2倍ハードルが高かったと。笑

矢嶋さんは結構すぐ「して」って言うような人だし、攻めが初めての人ってわけじゃなかったんだけど
不思議とビッチって感じはしなかった

露骨にビッチ描写がないっていうのもそうだけど、それよりも執着・ヤンデレインパクトのほうが強すぎてビッチが霞むwww

具体的に言うと、攻めへの電話攻撃がハンパなかったり(着信履歴攻撃)、

同棲が決まって、引っ越す日までずっとカウントダウンしながら「お前のことは全部俺が管理するから安心しろ」って言ったり、

攻めが自分のパンツを履いてるのを見て、
「俺もおまえの履くからな!」って洗濯カゴに入ってるやつを履こうとしたり

重いんだけど、それをあんまり感じさせない可愛さがあるw

「全部俺が管理するから」って物騒なこと言いながらも、笑顔がすっごく優しいんだよね~

先生(前付き合ってたおじさん)に対しても、「奪うのは俺の主義じゃない」って言ってたしね。

攻めに「あと10年年食ったら見た目もタイプに入るかもね」って「今のお前(の顔)はタイプじゃないよ」みたいなことを言うんだけど、

その次の日には着信攻撃して執着しまくってるからねww

行動が可愛いんですw

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攻めも矢嶋さんに当てられて、向こうもだんだん執着気質になっていくのがすごい面白かったw

明らかに伝染ってるww

仕事中も矢嶋さんのことばっか考えてるし、ちょっと電話が来ないだけで

「全然音沙汰ないと逆にちょっと心配になるってゆーか・・・
なんで今日は全然甘えてくれないの・・・?」

ってこっちから電話かけちゃったりw

この2人は隙あらばメールか電話をしていて、

そこだけ切り取ると頭の弱いリア充カップルのように見えなくもないんだが

そういうどうでもいいやりとりを頻繁にしてるカップルって
個人的に長続きしないようなイメージがあんのね。たまにツイッターとかでネタに上がる「別れました。」な人たち参照

初めてのデートでディ●ニーランド行くと別れるみたいなやつ。

でも、この2人は、そうやって頻繁にやり取りをしあうのが

もうノロケとかじゃなくって束縛の一種であるので、

別れるとか離れるとかもはやそういう次元ではないw

「俺が受けさんに飽きるわけないじゃーん!」って言うシーンがあるんだけど、
普通だったら「これは続かないフラグ」って真っ先に思うが、

この人らの場合、「飽きるわけないじゃん」に意味が100個くらい詰まってるような気がしたw

2巻では、もしかして俺たちの関係・・・マンネリすぎ?って悩むんだけど、

受けはまともに付き合ったのは攻めが初めてなわけで、

相手が自分に飽きるんじゃないか?って悩むのと同時に

「これは俗に言うマンネリって状態なのかもしれないけど、
それはそれで一つの達成感というか
それだけ一緒に過ごせてるってことだから」

とも思ってるのね!このシーン可愛くて大好き

そんな風に考えるんだー!と思って!その発想はなかったw

マンネリだけどなんだか嬉しいって言ってる人初めてみたよーw

確かにマンネリ長く一緒にいた人たちに起こる現象ですからね。

逆に言うと、受けは本当に今まで心許せる相手がいなかったんだよね。。

この受けのちょっとズレてるっていうか、微妙に歪んじゃった思考回路が大好きw

打倒マンネリ打破!!おもちゃ(夜用)とかをいっぱい引っ張り出してきたりして

どうにか性的な意味でのマンネリを解消しようと頑張るんだけど、

攻めは受けと違って、

「どうすれば矢嶋さんがヤる以外でも満足したり安心できるのかな」

って考えてるんだよね。

「一緒に暮らそうってなってからヤる回数も増えてたし、
俺煽られるとついひどくしちゃうときもあるじゃんか・・・だから頻度を決めたほうがいいのかなとか・・」
って。

もうね、セックスのマンネリのことしか考えてなかった受けは、

作中で特にモノローグとか台詞はなかったけど、あの時自分がすっげー恥ずかしくなったと思うのね!ww

同時に「ああ付き合うってこういうことなんだな」と思ったのかなーとw

矢嶋さんの恋愛レベルは、これでまた1段上がったと思います。

マンネリかも!?ってなったキッカケの矢嶋さんが「痛っ」ってなったとき
あの時一体何が起こったんだろう。

腰がギックリきたのだろうか?それとも深すぎて痛かったとか?前者のほうがしっくり来る気がするw

焦燥2に素股ありますよー!とは聞いていたのですが、素股、久しぶりに見た気がする!

ここ1ヶ月くらいお目にかかれてなかったかな?

矢嶋さんが素股で満たされるのか?は疑問だったが、
恋愛レベルが1上がったあとだったので、心のほうが満たされていたと思います。

「お前が中断しなければこんなのもしてやるつもりだったのにな」ってウインナーだかソーセージじゅぽじゅぽしだすのワロタ(笑)

そしてソーセージにも嫉妬する攻めもワロタ

この2人、お互いすごいバランスとれてるヤンデレ2人だよねw攻めはちょっと伝染っただけでそこまで病んでないけどw

ダヨオさんのYOUNG BAD EDUCATIONに通ずるところがあるかも。

矢嶋さんが「自分がゲイで彼氏がいる」ってことを相談できる人が職場にいてよかったよー

すごい抱え込みそうなタイプに見えるので、安心した

攻めのほうも妹とお兄ちゃんにはカミングアウト済みなんだよね。そういう意味では読んでてとっても安心でした。

家族が家に押しかけてきて波乱になる展開はないってw

荒巻1

マンネリ問題が解決したあとは、

次は攻めのにおいがわからなくなって不安になる問題が出てくるんだけど、

その原因(?)が、

「最近一緒にいる時間が多すぎて、
(相手の匂いとか)わかんなくなっちゃったんじゃないの?」

っていうのが新しくて萌えた・・・

それすごい萌えるんですが・・・

攻めは、受けがそういう自分が持ってるもの(?)とかにも執着するって知ってるから、
いつも一緒にいるって証拠じゃん☆で終わるんじゃなくて、

「じゃあとりあえずシャンプーとかあえてお互い違うの使う~?」

ってあえて言う受けのことよくわかってる感じとてもよかった・・・!

さりげない言葉かもしれんけど愛を感じたよ・・・

この2人、会社帰りに会って「ご飯食べにいこーよ!」って作中で3回くらい言ってるんだけど、
いつも我慢できなかったりなんやらホテル直行でそれが叶ったためしがないww

もしくは、家のベッド直行w

いつか2人で外食(夕飯)が叶うといいような、
そのままブレずにいてほしいような・・・w

受けはわりと早い段階で名前呼びになったので「あーよかった!」と思ったけど、
攻めはいつ名前にシフトすんだろー。笑

矢嶋さんは名前で呼ばれるの結構嫌がってたけど、あれはきっと若干ムカついてただけなのと照れだよね!w

プレイとしては、受けのち○こにネクタイを巻いたり拘束したりネクタイ大活躍、

攻めのパンツを履いてるばっかりに会社で興奮しちゃったり、でしたり、素股だったりドライだったりいろいろあったよね!

個人的には攻めの使用済み洗濯済みパンツかのくだりから、

「俺のパンツ履いてるからって職場でやらしいこと考えたらダメだからね!」

ってメールきて逆に意識しちゃって、
会社で1人でいじっちゃうトコがエロくて好きでしたw

個人的に、フケ専の受けが一目見てビビっときた、実年齢より老けて見える攻めのお兄ちゃん・政己さんが気になる!

受けでスピンオフきたらいいのにと思ってたんだけど、よく読んだら既婚者だった。

かなり優良物件だっただけに、それだけがちょっと残念だった!w

この2人の話は本誌でもまだ続いているので、きっと3巻も出るのかな!?楽しみです。

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