花は咲くか完結&日高ショーコさんお誕生日おめでとうございます!(3/31)
ほぼ10年(!)の時を経て完結!
雑誌で1話目が掲載された時から読んでた方は、ほんっとに感慨深いんじゃないでしょうか?
最終巻の発売日と誕生日が重なるなんて素敵ですねー。
狙・・・ってできることじゃないかw
これ他の巻と比べると超分厚い!!
手が小さい人だとちょっと最初のほう読むの大変かもしれないw
本編でも、蓉一は表紙のようにちゃんと笑えてました。
エロ ★★
花は咲くか<5>
転勤問題は、週末に帰ってくればおk!ってことで解決策が見つかったし、
もしかすると、5巻はわりとひたすらイチャイチャしてるシーンが多いのではないだろうか?
と思ってたんだけど、ほぼ伏線回収に動いてましたね。
とっても真面目してました。
お前さえ嫌じゃなければ
ここでずっと一緒にいたい
そう言える立場になりたいんだ」
あんだけ男同士がうんたらって悩んでた桜井さんが
「世間体とかどうでもいい」レベルにまで達したことに成長を感じた
この「花は咲くか」においては、「エロ」はあくまでも過程であり、
最終的にはメインの2人だけの幸せじゃなく、
周りにいるすべての人達が、どういう道を歩んでいくのか?
まで描かれて本当の終わり。
だから、桜井さんと蓉一が結ばれる(初めて合体する)ところは
最後の最後にはこないんだよね。
もし、本当にこの2人だけに重点を置いた話で、エロをまるまる1話分使う勢いでの合体ENDだったら、
かなり心に残る最終巻になったと思う。
”卒業生”の最後みたいな感じね。
やっぱり自分はBLが好きなので、2人が合体することがゴールであってほしい気持ちもある
広げすぎかなーって思うとこもあるんだよね
もちろん脇キャラが脇で終わらないっていうのは日高さんにしか描けない魅力だし、自分もそこがとても好きなんですけど。
志水ゆきみたいに脇キャラとエロを全面に出す描き方の人もいるし、
まあ役割分担ってとこかねw
一番引き込まれたのはやっぱり3巻かな~
3巻は一冊に萌えとハラハラが詰まりすぎてた。
一番日常生活に支障出たのも、やっぱり3巻だな~
ずっとイチャイチャか、もしくは本編では控えめで小冊子で合体するのかな?どうなのかな?
(もはやK先生シリーズのエロ小冊子のノリ)と思っていたら、
ちゃんと本編中で合体してました!!
それがもう・・・すっごい照れた
やっぱり照れた
直視できないレベルで照れた
もしなんらかの事故で読んでる時の自分の顔が公開されたら
「気持ち悪いものを見せられて心に深く傷を負いました」
って訴えられるレベル
初めてなのに声を出さないことを強いられるとは・・・
てか蓉一の声がでかいってなんかものすごい説得力あるw
普段あんま感情出さないぶん、怒ったときとか慣れてないことされた時とかすごいでかそうwしっくりくるww
でも、わりと「誰かに聞こえるかも」っていうのはいい感じに燃える要素になってるでしょ、絶対。
この2人の初めて合体の軌跡を見てると、
桜井さんはこの時、ほんとは指だけで、挿れるつもりはなかったんじゃないかと思う。
でも蓉一の反応見てたら、可愛いしいとおしいしで
一瞬で「やっぱり、今日は最後までしよう」って思ったのかもしれないね。
(幻冬舎/日高ショーコ 花は咲くか5巻 より)
ここでそう思ったんじゃないかな?と
だからここの表情すっごく好き
いざ挿入!!ってとこで、出会ったときのこととか
今までの会話を走馬灯のように思い出すのっていいよね~!
そこが一番ぐっときたし胸がぎゅっとなった
走馬灯パターンはちゃんと過程が描かれてないと生きないと思うので
走馬灯ができるってだけでもう素敵な漫画なんですよ!
蓉一はいつ桜井さんのこと名前呼びするんですかね~?
くっついたらさっさと名前呼びに切り替えて欲しい派なので
さっさと名前で呼んでほしいです。「桜井さん」はよそよそしいので。
結局、みんなに付き合ってることはカミングアウトはしないまま終わってしまった。
タケさんと藤本は気づいてるけど、
個人的には周りのみんなに「付き合ってる」って言うとこまで描いて欲しかったので
(というか一番見たかったかも)、
次にまた描かれる機会があったら、カミングアウト編でもいいし、
10年後の2人から始まって、
「みんなにカミングアウトした時は大変だったよな~・・・」
って回想から始まってもいい!
菖太は
「えっ!?やたら仲いいのってそういうことだったの!?まー桜井さんならいっかー」
ってなりそうだけど、吉富さんと柏木さんがすんなりはいかないだろうねw
蓉一を変えてくれた存在だからそうなるのも必然か?みたいに理解してくれるといいんだが・・・
菖一おじさんにだけは黙っといたほうがいいね。
そう、菖一おじさんにも幸せになってほしいのだが、、
あの人心の底から笑えたことあるんだろうか。
やっぱりタケさんと菖太はBLしなかった!
残念なような、タケさんにはそのままの残念なキャラでいてほしいような、、w
吉富さんに彼女できたのめちゃくちゃ微笑ましかったww
吉富さんみたいなタイプは、自分からいくより絶対向こうからぐいぐい来てくれたほうがいいタイプだよねw
あの人も蓉介さんの死を抱え込みすぎだから、
水川家に関係ない、第三者の「気持ちを聞いてくれる存在」がいたほうがいいと思う。
タケさんは激しくドンマイだがw、吉富さんには幸せになってほしいですねー。
園子さんも残業祭りのブラック会社で大変だから、
料理のできる男(しかもストライクゾーンのいいガタイ)って最高なのでは?
この2人には幸せになってほしいw
蓉介さんの死の真相は、そりゃ寝てなかったら事故もするわなってことで、
全部捨てて、蓉一と奥さん連れて逃亡すればよかったのにな
家のしがらみと好きな女、どっちが大事なんだ!と
自分なんて今まで逃げてきてよかったって思うことばっかりだよ。
蓉介さんは自由奔放なイメージだったけど、さすがに「全部を捨てて逃げる」って
その一線は越えられなかったか。。
まあそしたらまた菖一さんの胃が痛くなるわけですが、、w
お母さんが病院に行ってたら完治してたのか?っていうのは誰にもわからないけど、
もし、「ずっと治らない」って言われてたら、今の未来は1つの幸せの形だったかもしれない。
蓉一にとってはどんな形であれお母さんには生きててほしいに決まっとるが、
それは、もう今いないから思えることだよ。
特装版の小冊子は、描き下ろしと、
ドラマCD1巻のアニメイト特典、サイン会限定小冊子、ルチル記念小冊子
が収録されてました!!
これサイン会小冊子って絶対ショーケースで5万とかしてるやつじゃん
こういう形でたくさんの人が読めるようにしてくれるっていうのは本当にもう・・・
ありがてえ・・・ありがてえ・・・
ナイス判断!
そのサイン会冊子の、蓉一のブーツを買う話がめちゃくちゃ可愛かったw
蓉一のお母さんが、
蓉一が生まれたら種を蒔いて、名前と同じ花を咲かせる予定だった
って言ってたって桜井さんが蓉一に話すところがあるけど
「同じ名前の花って何??」と思って蓉一でググっても出てこなくてw、
ツイッターで「芙蓉」っていうのを見かけてあーそういうことかって納得でした。
芙蓉
1巻の感想でも書いたけど、
この作品は、たまたま駅のホームでぶつかって出会って、
異世界にあるみたいな家に連れて来られて、そっからいろいろ始まったっていう
お伽話みたいなお話なんだよね。
だから、盛大なBL版ジ●リと言ってもいいんじゃないかと思います。
蓉一がこんなふうに笑えるようになるまで見届けられて本当によかった!
日高さんの漫画にはほんとに心を揺さぶられる。
ぐいぐい引き込まれて、読んでる時間はほんとに幸せでした
※2015年4月7日追記
花は咲くか5巻、最後のページでモノローグ抜けの不備がありました。
photo by ルチル編集部ブログ
3月31日発売のルチルコレクション「花は咲くか(5)」ならびに同タイトル特装版についてのお詫びと訂正をルチル編集部ブログにアップいたしました。https://t.co/4vwTOYFCjF
— ルチル編集部 (@rutile_official) 2015, 4月 6
花は咲かない!で終わってるのすげーなと思ってたけど最後の最後、
超大事なところで抜けてたようです。
なぜ最終巻の最終ページのモノローグでやらかす、、
修正されたのが欲しい方は、第2版を待ったほうがいいと思います。