フジマコさんのこの本、読んだつもりになってたんだけどよく見たら読んでなかったので、改めて読みました!
フジマコさんも同人時代からストーカー追いかけていたので商業に来てくれて嬉しい作家さんのひとりです
前作の「守ってやるって決めたのに」と同様、安定のエロクオリティでした!!
エロ ★★★★★★
君の待ってるコンビニへ
年下わんこ攻めです!!
これ、受けの髪型が個人的にとても好き
なでつけてる感じ。35歳くらいと思ったらなんと受け、25歳だった・・・。
25歳でその髪型は早過ぎる気がするぜ・・・
なんだろう、最初は普通のわんこ攻めかなーと思ってたら気づいたらフェロモンを垂れ流していた。
攻めからいい匂いがして、その匂いにクラクラしてしまい・・・あばばばばみたいなお話だった。
これ、受けがほんっとにカワイイ!
受けは今まで突っ込んだことしか♂なかったし、突っ込まれるなんて考えたこともなかったんだけど
攻めに「受けさんの中に挿れたいです!」って言われて
「年下なんだからおまえが突っ込まれろ!」
「年上なら譲れよ!!大人気ねえなあ!」
「お前が!!」「俺が!!」で喧嘩になってしまい、ついムキになって「帰れ!!」って言ったらほんとに攻めが帰っちゃうのね。(笑)
で、次の日、攻めがバイトしてるコンビニで0.02うすうすを買って
「それでいいか?君が使うやつだけど」
って言うんですよ
それが潔さそうに見えて、実はめっちゃ葛藤してるのがもう・・・
受けは突っ込まれるのは初めてだから、怖くて「無理!」「そんなでかいの入らねえ!!」って2回拒否っちゃって、気まずい雰囲気になってしまいます。
からの・・・
次こそは!からの・・・
やっと挿入までこぎつけた時には萌えも感動もひとしおでした
”やっと”っていうのはシリアスでも明るい話でも萌えます
最終話のエロはほんとによかった
受けの表情がコロコロ変わるんですよ!
「しゃぶれ」って言ったり「変態」って罵ったかと思えば「もっと好きにしていい」って甘えたり・・・
自分の言葉に自分で笑っちゃったり。ほんとに可愛かったです
最後、
「早く挿れろ」
「ムードないなあ~」ずぷっ
「・・・あっ♥」→END
って挿入したところで終わるのが新鮮でとても良かったww
こういうのもあるのか!と。新しい。自分はとても好きです
子供扱いすんじゃねえ!
こっちも年下攻め!ホストのお話。
こっちはいつものフジマコさんみたいな感じでした
フジマコさんの漫画ってジェイクさんの漫画と同じでたまに「ん?」ってなる時があるw
よくわかんない時がw
こっちのお話は即物的感が強いんだけど、
かと言ってエロばっかりってわけでもないのに、なんで受けが攻めに身体を許したのかイマイチ伝わってこなかったw
これね、面白いのが攻めがオタクからホストになったってところなんですよね。
彼女のことを追っかけたらホストクラブに入っていって、そこで受けに
「ダセェ消えろ」
って言われるんだけど、そっから奮起して「ここで働かせてください!」ってなるんですよね。
そっからイメチェンして会話も表情も成長していくと。
オタからのホストパターンはありそうでなかったので面白かった!
「アンタやっぱりエロいな・・・さすがナンバー1」
って台詞は最高でした。年下攻めの醍醐味だと思います。
これ髪長い金髪のがさっきのオタですww
ホストものは、鹿乃しうこさんの「P.B.B.」もそうなんだけど、
店では女に尽くして、店の外でも付き合ったりしてるのに、その女どもの知らないところで実は掘られていてしかもめっちゃ気持ちよくなってるっていうギャップを攻めしか知らないというところが非常に萌えます。
別になんの恨みもないんだけど、女どもざまあといつも思ってます。
最後は攻めの「まあ・・・今はこれでいっか・・・」っていうモノローグで終わるんだけど、つい
「いいんかい!!」
って口に出してツッこんでしまいました。
あと誤植っぽいのが気になったね。「罪ゲーム」って何??罰ゲーム??
描き下ろしは表題作とこのお話のキャラのクロスオーバーです!!
こうやって違う話のキャラが絡むのは大好きなので嬉しかった
カバー裏がホラー映画ネタなんだけど、ホラー映画ネタって前作のコミックスでも描き下ろしであったよね??
好きなのかしら。笑
フジマコさんの描くエロは元気玉も吹っ飛ばすレベルで最強です。
もうホントに安定感がヤバイ。竹書房も修正ゆるい方向で頑張ってくれてて嬉しいです。安心して買えます。
それに、年下攻めをよく描いてくださるのですごく嬉しい!!
これからも新刊が出るたびに頭で考える前に手が勝手に買い続けると思います。