トモとトモの話【9】部下×上司 ~受け視点編~

トモとトモの話【9】部下×上司 ~受け視点編~

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自分の性癖を全部詰め込んだ小説。19歳のときに書いたやつです トモとトモの話<1>部下✕上司~雄っぱいずり編~ 「ト...
↑参照 トモとトモの話<2>~初めて編~ 『またな』 またなってことは、また来てもいいってことで。俺の居場所がある...
↑参照 トモとトモの話<3>部下✕上司 ~騎乗位編~ 「智樹さん」 「んー?」 下の名前で呼ぶ許...
↑参照 トモとトモの話<4> ~お風呂&尿道編~ 誰もいなくなった会社のオフィス。他...
↑参照 トモとトモの話<5>部下×上司 ~イラマ編~ 「あの…智樹さん」 ...
↑参照 トモとトモの話<6>部下×上司 ~素股編~ 「ただいま」 「あっ、...
↑参照 トモとトモの話<7>部下×上司 ~足舐め編~ 「トモ...
↑参照 トモとトモの話<8>部下×上司 ~ショタ編~ ...

↑参照

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トモとトモの話<9>部下×上司 ~受け視点編~

宮内智樹と出会って、俺の人生は変わった。

いや、正確には、こういう関係になってから、だが…

「お前、俺といて楽しいの?」

俺んちでだらだら過ごすのがいつのまにか恒例になってる日曜日、無表情で部屋の隅に積んでいたバイク雑誌を捲るトモに聞いてみた。
この質問をするのには、少し勇気がいった。ここでそっけない返事が返ってきたら、さすがの俺も少し落ち込む。一日二日の関係ではないのだから。
「ん?楽しいよ」
即刻返ってくる返事。こいつ、本当に考えて喋ってるんだろうか。
「どうして急にそんなこと聞くの?」
「別に」
普通に答えたはずなのに、トモはニヤニヤ笑ってこっちに近づいてくる。本当に思ってることを隠せない奴だ。
「俺に飽きられるんじゃないかって、不安になっちゃった?」
「…………」
よくもまあおめでたい発想がぽんぽんでてくるもんだ。でも、俺はこいつの脳天気なところが嫌いじゃない。俺にはない部分だからだ。魅力のひとつだと思ってる。本人には口が裂けても言ってやらないが。
「なんてゆーか、俺にとって智樹さんは空気みたいなもんかな。あ、もちろんいい意味でね?隣にいて当たり前だし、いなくなったら生きていけない」
「っ……」
また恥ずかしい台詞をぺらぺらと…言ってて恥ずかしくならないんだろうか。
「不思議だよね。家族みたいな感じ。お兄さんみたいでもあるし、お父さんみたいな感じでもある」
胸がきゅっと摘まれたように痛くなる。俺はこの先、女であれ男であれここまで言ってくれる奴と出会えるのだろうか。
「っ」
…不意打ちでキスされる。
「…なんだよ」
「して欲しそうな顔してたから」
「してな…んぅっ」
ぬるりと舌が入ってきて、歯列をゆっくりとなぞっていく。今の今まで全くそういう雰囲気じゃなかったのに、一瞬で空気が性的なものに変わった。
「っん…っんぅ……」
以前は乱暴で獣みたいなキスばかりだったけど、「吸いすぎ」と言ったらすぐに直った。本当に犬みたいな奴だ。
「んんっ…!ふ…はぁっ…」
大人しいキスになったけど、ねちっこくてなかなか離してくれない。時々ぞっとするほど荒々しく上顎を擦られて、腰がくだけそうになる。
こんなキスは知らなかったし、それほどまでに燃え上がる相手と出会ったこともない。
「ぁ…や……んっ…んふっ…」
別に知らなくてもよかった。けど、こいつは…
「っはあっ……!」
解放される頃にはいつも酸欠気味だ。必死で息を整えていると、ひょいっとベッドの上に持ち上げられて押し倒された。こいつ、こういう関係になる前はそうでもなかったのに、ここ数ヶ月でやたら腕の筋肉が発達したような気がする。
「っおい…!」
「したい」
「こんな昼間から…」
「カーテン閉めるし、窓も閉める。ね?いいでしょ?」
そんなの当たり前に決まってる。こいつを動物に例えたら、万年発情期の犬だ。いくらやったって毎日盛る。
シャツを早速脱がしにかかろうとしたので、脱げやすいように力を抜いた。ズボンもあっという間にはぎ取られた。
「んっ…!?」
無言で口の中に指を突っ込まれてかき回される。舌の厚みを確かめるようになぞったり、上顎を擦ったり……。俺の意思を無視したそれにイラっときて、節くれた指を軽く噛んでやった。
「……ふふ」
痛いはずなのにトモは嬉しそうに笑って、引き抜いた指を後ろの穴にあてがった。
「っ………!!」
にゅるっと一本だけ入ってくる。すぐに二本目が追いかけてきて、二つの指で穴をくぱっと拡げた。横に開いたり、縦に開いたり…。ぐにぐにと内側を犯していく。
「ひ…あぅっ……ぁ…っ!」
開いた隙間から空気が入ってきてスースーする。気持ち悪い。
散々かき回して指が出ていったかと思うと、トモはその場でシャツを脱いだ。見るつもりはなくても目に飛び込んでくる。いつも智樹さんの腹筋は綺麗だの固いだの胸もスゲーだの言うけど、こいつもなかなか均整のとれたいい身体をしていると思う。
膝立ちになってかちゃかちゃベルトを外し始めたので、さすがに目を逸らした。
「よいしょ」
「!」
全裸になって覆い被さってきたかと思うと、手をとられて指を絡ませられた。そのままシーツに縫いつけられる。
「おいっ…!なん…」
「たまにはいいでしょ?顔、見ながらさせて」
いつも、後ろ…から、突っ込むくせに。いやだ。みっともない顔を見られたくない。
「いやだ…っ!っ、あ…!?」
くちっ、と熱いものが下に触れる。もう何回も何回も経験した感触。全身がぞわぞわして鳥肌が立つ。
「ん…入るよ…」
「ひぅ…っ」
「力、ぬいて…」
「ひ、あああぁっ」
ずぷんと一気に深くまで貫かれて、目の前が真っ白になった。一瞬自分がどこにいるのかわからなくなる。
「あーー…イイ……」
「ぅ……あ…ぁああ…っ!」
「入り口はゆるゆるなのに、中は……っ、はじめてのときみたいに、きつ…」
カッと頭が熱くなる。こんなにしたのはどこのどいつだと思ってる。こんな……こんな場所にいれて、きつくないほうがおかしいに決まってる。
「智樹さん…ぎゅって締めて…いきんでみて?」
……食いちぎる勢いで締め付けてやろうと思ったのに、力が抜けてうまくいかなかった。
「んっ…んーっ……!んんっ…」
「そうそう…うん…締まってる…」
こうすると、嫌でも中のモノのカタチをありありと感じる。ドクドク脈打ってるのがわかって、妙に気恥ずかしかった。こんなものが体の中に入るなんて、今でも信じられない。
「…ここ、今までどんくらい俺の、出されたんだろうね?」
腹筋をすりすりとなぞりながら言われる。触り方が変態臭くてぞわっとした。
「知るか…気色悪いこと言うな……」
「ひどいなあ」
笑いながらトモが腰を引いた。中の肉が引きずり出される感触…。
「ひ…い…っ」
「一回抜くけど……締めたまま…ね?」
こんな奴の言うことなんか聞く必要ないのに、なんで素直に…従ってるんだろう。
「はああぁ……っんはあっ」
「すご…吸い付く……」
繋がってるところをじろじろ見られて涙がこみあげてきそうになる。そこがどうなってるかなんて考えたくもない。声をあげそうになるのを必死に耐える。
きゅぽ、と音がしてモノがでていく。きゅっとそこが窄まったのが自分でもわかった。
「もっかい入るよ…」
故意に力をいれて狭くしているのに、無理矢理割って入ってくる。
「ぃぎっ…!あ……あ……」
さっきのが嘘みたいに、ゆっくり、ゆっくり……
「あっ!?ぁひっ……あああっ」
「狭いトコゴリゴリされんの、イイ?」
頭の中に直接ごりごり擦る音が響く。目の前がチカチカする。今どこを擦って動いてるのか手に取るようにわかる…。
「あ゛あぅう……っなんでそんな…ゆっくりっ…やめ…これ……っあぁ、あ、手…離せっ…!」
「やだ。だって智樹さん、いますげーいい顔してる……」
くそっ……!何かすがるものが欲しくて、けど手は動かせないから、必然的にトモの手をぎゅーっと握る形になる。きっと痛いはずなのに、トモは全く気にしてないみたいに平然としてる。
「んひぃっ……っっ…!!」
半分くらいまで入ってたのに、急にずぷんと奥までいれられて身体が勝手に跳ねた。
「馬鹿っ…深ぁ……あっ!?」
「深いトコ、好きでしょ」
そのまま激しく動き始める。ぐちゅぐちゅと奥まで揺さぶってきたり、ぐぐーっと引き抜いて先端の張ったところで穴をこね回してきたり…。
「きひっ…!?ああ゛ぁっ、それ、嫌だっ…!」
今でもこんな…ゆるゆるだのなんだのって馬鹿にされるのに、これ以上されたら…
「俺のケツっ……バカんなるっ…!」
「いいよ。バカになっちゃったら、俺が一生面倒見てあげる」
身体も脳の中も犯されて、まともに考えられなくなる。一生なんて恐ろしいことを言われてるのに悪い気がしないのも、この雰囲気に流されてるだけだ。きっと……。
「ぅあぁあっ」
また最奥まで入ってくる。全部入ったところで感じる場所を確かめるようにぐりぐり押されて、目の前の景色がぶわっと滲んでいった。
「ここ。ここで出すよ…」
「いやだっ…いやだっ!ぅぅ……っ、くるし…」
ごつごつと主張するように突かれる。いやだって言ってるのに。本当にこいつはしつこくってねちっこくて…絶倫…で、たちが悪い。
「は、いく……出すよっ、っ」
「っっ!!?」
ぐ、っと中で大きくなったかと思うと、熱くてドロドロした感触がぶわっと広がっていった。
また、こんな、一番奥で……。
射精されたことを認識した途端、腹の奥がじんとしびれた。目の前が真っ白になって、一瞬意識が飛んだ。
「…智樹さん?」
拘束された手が離れて、前髪を掻きあげられる。
「中出しされて、いっちゃった…?」
「っ……」
下を見ると、臍から首まで自分が出したものでだらしなく汚れていた。
「違う…」
こんなのは認めたくないし、やけに嬉しそうにニヤニヤしてるトモも見たくない。目を逸らす。
「だって俺、触ってないよ?」
人差し指で、萎えた性器の先端をカリカリいじられる。
「すげーな…智樹さんの身体、どんどんエロくなってくね…」
見たくないのに顎をとられて、無理矢理視線がぶつかった。ぶっ飛ばしたくなったが、ぐっと我慢する。
「……お前の」
「ん?」
「熱いし……多いし…出されると、何も……考えられなく、なる…んだよ……」
「っ……」
トモが腰を引いて、ぐちゃっと水音が立つ。
「あっ…!?」
「智樹さん…っ!」
あんだけ大量に出したのに、また中でむくむくと大きくなっていく様子が手に取るようにわかる。
「やぁっあ…!おい…っ、まだ、待っ…ひんっ」
いったばっかりで何も考えられないのに穴の中をかき回される。どこを触られても感じるような気がする。快感が強すぎて怖い。自分の体じゃないみたいだ。
「あっあぁっはあっ、ぅんっ…ぁ、溢れっ…」
「うん…音、すごいね…」
出された精液が動くたびに漏れて、ぐちょ、ごぽ…と下品な音がする。
「ひあ…っあっ、はあっ…」
今までの経験は全部嘘だったって言われてるような、全部丸ごと塗り替えられるような感覚。今まで、一回で解放されたことなんか一度もない。
「智樹さんのいく顔、久しぶりに見た。可愛かったよ」
ちゅ、と額にキスされて気恥ずかしくて目を逸らす。まともに顔を見てられない。こんな、女にするみたいに扱われて…
「も…い、からっ…はや…くっ、出せっ…!」
「あ、そういうこと言うんだ」
ぐ、と性器を握られたと思うと、尿道を拡げるみたいにいじられた。
「ぱくぱくしてる」
「ひっ…触るなっ!」
嫌でも綿棒を突っ込まれたことを思い出す。恥ずかしくて情けなくて、死んでしまいたい。二度とあんなことはしたくない。思い出したくもないのに…
「やだって…!や…あ、ぁん…」
爪の先がぬぐぐ…と少しずつ侵入してくる。傷つけられる感触に背筋が寒くなった。
「またいじりたいな…智樹さんのここ」
「んんっ…!!」
ひっかくようになぶられながら、ぱん、と奥まで突かれる。肉がぶつかる音がひっきりなしに響いて、ベッドがギシギシ揺れた。
「はああぁっ、ぁああ…っん!んあぁ…っ変……なるっ」
「いいよ、なって」
深いキス。揺さぶられてるのに口を塞がれて酸欠になりそうになる。うまく呼吸ができなくて苦しい…。
「ふぅっ…、んぅ…んんっ」
じゅっと舌が引っこ抜けるんじゃないかってくらい強く吸われて、腰が跳ねる。
「はあっ…んふ、ふ…ぅんっ…んっ!?」
突然トモが離れて、難しい顔して「んっ…」と低く呻いたかと思うと、びゅっと体の奥で弾ける感触がした。トクトクと出される重い液体。腹の中に溜まっていく…。
「………、馬鹿…」
気持ちよさそうな顔しやがって…
「智樹さん…言ってよ。俺のこと、好きだって……」
「………」
そんなの、言えるわけがない。…言ってやるもんか。
「………、る」
「えっ?」
「俺が定年したら、言ってやる」
そう言うと、トモは何も言わずにポカーンとしたまま固まった。………。相当な間抜け面だ。可笑しい…。何やってんだろう、コイツ。
「…~~~っっ」
じっと見ていると、今度は手で口を覆って真っ赤になった。半分隠れた顔から目だけこっちを見てる。
「なんだよ」
「……それ、プロポーズ?」
「…は?」
言われてみて気づいた。この先、ずっとこいつが隣にいるのが当たり前だと思ってた自分に。
「…そういうわけじゃない」
「照れてるの?」
「違うって言ってるだろっ」
トモは爆笑するのを必死に堪えてるみたいな顔でニヤニヤ笑ってる。鼻の下が伸びてて気持ち悪い。
「そういうことにしといてあげます」
こいつ、今絶対調子に乗ってる。イライラしてきて身を引くと、トモも腰を引いて中のものがずるりと抜けていった。
「んっ…っ…」
急速に熱が冷えていく。体の中心にぽっかり穴があいたような喪失感…。
このまま寝てしまいたいと思ったら、またでかい図体がのしかかってきて、緩んだ穴をぐっと横に拡げた。
「ひっ…!?」
どろ…
排泄に似たような嫌な感覚。
「なっ…開くなぁ…っ!ぁあっ」
「綺麗にしてあげる」
「いっ、いい……!いいから…っぁっ」
力をいれても指の力には叶わなくて、みっともなく垂れ流しになってしまう。
「はぅ…っ」
中に指を挿入されて、精液を掻き出される。わざとか偶然だか知らないが、たまにいいところを掠められて拷問みたいだった。
「ひぃ……んっ」
「ぐちゃぐちゃだね。もっと綺麗にしてあげるから…」
掻き出されたソレが、脚の間で小さな水たまりのようになっていた。あんなものがこんなに入ってたなんて信じたくなくて、目を逸らす。
「お風呂いこう?智樹さん」
お風呂……。そのとき俺はもうぐったりしてて、体がベタベタして気持ち悪くて、とてつもなく眠くって、風呂という単語はとても魅力的に聞こえた。
「ん………」
「連れてってあげる」
俺は忘れていた。こいつと風呂に入るとどうなるのかを。以前、「二度と風呂には入らんぞ」と断言したことを……。

たっぷり搾り取られて、俺はのぼせて倒れた……らしい。
次に気がついたのは深夜だった。額には風邪の時に貼る例のアレが貼り付けられていて、気持ちよく目が覚めた。
今日はいつもに増してしつこかった。心当たりはひとつしかない。
「…………」
『俺にとって智樹さんは空気みたいなもんかなあ。あ、もちろんいい意味でね?』
…俺だって同じだ。俺も、俺にとって、トモは空気みたいなもんだと思う。
不思議だ。ちょっと前までただ会社が同じだけの他人だったのに、今は息を吸うのと同じくらい、隣にいるのが当たり前になってるなんて。
「………」
隣でマヌケ面ぶっこいて寝てるバカの鼻を摘んでやった。
「ふがあ……」
奇妙な寝言を発したけど、起きる気配はなさそうだ。耳、眉、頬も引っ張っていじる。
「んぁ……とも……、さ…むにゃむにゃ」

起きない。

…起きないな。

俺は物音を立てないように身を乗り出して、半開きの唇に、そっとキスをした。

おわり

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