これはね~魅せ方がうまいです。
1話でエロが2回入ってるし、
1話の最後で攻めが「抗えないものに出会ってしまったような気がした」って受けのこと大好きになっちゃうんだけど、
確かにこんな台詞言われたら好きになるよねってすごい説得力ある。
性急なわけでもなく、少ないページ数の中ですごくうまくまとめてます。
引き込み方が素晴らしい。
そんなわけで表紙の刑事さんが受けです!!
作品の性質上、ちょっとショッキングな汚い話(?)もあるので注意
★紙版は概ね絶版気味(2019年追記)
エロ ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
ふらちな刑事さん
もうまず最初のエロが、受けは尻に突っ込まれるの初めてだったんだけど
攻めに
「ここにチ○ポ入れられたら絶対気持ちよくなるって思え」
って言われていろいろいじられてる最中ずっと
「入れてもらったら気持ちよくなる・・・絶対気持ちよくなる・・・」
って念じてる(?)のがエロすぎる。
そのあとも「ちゃんと見てなアンタがオレのをくわえ込んでるところ」って言われて(入ってる・・・入ってる・・・)ってなってるし自分の脳細胞\(^o^)/オワタ
これほどエロいことってこの世にないのでは??ってくらいエロかった・・
これOPERAなのにち○こが結構くっきりというか普通修正でしたね!
普通、時々真っ白みたいな感じ。
オペラっていつもこうでしたっけ??とってもよかったです。
攻めが
「自意識過剰な男が快楽に負けてる顔最高!
征服欲が満たされて最高に気持ちいい!」
ってドピュッってなるとこがありますが、
893って人種にとっては、やっぱり征服欲っていうのは結構でっかいところを占めるんだなと思った。
もしかすると征服欲>快楽なのかもしれないですね。
具合がいいとか直接の刺激じゃなくて、こいつが快楽に負けてる顔最高!ってその事実だけでイくみたいな(笑)
やっぱそういうとこにぐっとくるんだねw
「尻穴(ここ)いじられてチ○ポ入れられたら絶対気持ちよくなれるって期待しろ
それが一番大事だから」
センスしかない台詞
全体的に攻めのビジュアルがちょっと幼すぎるw
背伸びしてる高校生みたいに見えるw
ヘタしたら中学生w
最初はそこがすごい気になってたんだけど、
読み終わる頃には話自体があまりにも好きすぎてどうでもよくなった。いい意味で
刑事さんは27歳って言ってたけど、どう見ても35くらいにしか見えないww
あのとき実年齢を言ってたかはわからないが、しかし髪を下ろしたところを見ると
「あー27歳だな」って納得できるww
オールバック(?)って相当老けて見えるんですね。
そういう意味では「だから舐められないようにいつもあげてるんです」もすごい説得力ありましたね。
あと刑事さん、シャツの下にタンクトップINなのが個人的推したいポイント・・・
攻めは受けのこと好きな自分を自覚してたから、
もっと受けを喜ばせたくて(?)頑張って裏情報とか持ってくるんだけど、
「僕はもっと大きい情報が欲しいんですよ」ってあからさまにガッカリした顔wで言われて、
(アンタのためにやったのに・・・)ってなって、
この人たち毎回会うたびにやってたんだけど
「あんたとのセックス最近つまんねーから今日は金で払ってくんねーか」
ってつい言っちゃうんだよねー!!
それからずっと金での支払いになるのが切ないんだよー!!
金っていうのはなんであんなに無機質で寂しいもんなんでしょうね・・・
お互いやりたくてたまんないのわかってるから見ててすごい悲しかったけど
攻めがそう言っちゃう気持ちもわかるしどっちも素直に「やりたいです」とも言えないしでこのシーン個人的に大好きでしたw
攻めがふとした瞬間に「好きだ」って言っちゃうところがまたよかったねー!!
全然そんな雰囲気なくて、なんか、
「きのう何食べた?」ってどうでもいいこと聞くタイミングでポロッと出ちゃったみたいな!w
告白するときは相手の家でー、2人っきりでーとかってシチュエーション気にする人(鮫島くんとかw)が聞いたら発狂しそうなくらい何でもない時に言いました。
また(あっ・・・言っちゃった)な顔するとこが可愛くてねー!!
告白っつーのは意外とあっさりしたもんでいいのかもしれません。特に男同士は。
何気ない時に出ちゃう告白(1つの単語)萌え・・・
しかし、(あっ言っちゃった)ってちょっとテンパりつつも
「あ、アンタを(好き)だ」って頑張って言ったのに、
「それは利用しやすくなってよかったです」って笑顔で返されちゃうやつwww
ガーンですよ。笑顔でバッサリですよ・・・
でも、攻めは受けのそういうところが好きだから!w
攻めは受けが好きだし、
別に自分が組の裏情報を全部受けに流して壊滅させたっていいわけで
でも、そしたらオレの居場所どうなるの??受けが養ってくれるわけでもなしって考えは最もなんだよなあ。
読んでるときは「さっさと組なんか見限って受けと一緒になればいいじゃん!」ってお気楽思考で読んでたけど
ここを読んでハッとさせられましたね~。
養ってくれるわけじゃなしってところがほんとにね。
そして、流れるように攻めが掘られる展開があります。
攻めが所属(?)してる組にマジキチがいるんだけど、そいつに掘られます。
「そういえばお前ホモなんだっけ、一発ヤらせろや」って言われたと思ったら次のページではもう突っ込まれてた・・・
ほんと息をするように掘られてた・・・
攻めはやっぱり西田くんのこと掘りたかったのかな?その昔は。
それとも掘られたかったのかな?
無理矢理やられてるときの音声を後日受けに聞かれちゃうのがまた萌えましたね・・・
これがトラウマになって受けともしばらくできなくなっちゃうのも可愛かった・・・
1話で刑事さんのスパイになったときから、定期的に会ってるってことがいずれバレて
どう考えても悲しい未来にしかならないことは最初からわかっていました。
やっぱりそういう展開になります。
絶対バレるんじゃ~(笑)
そして受けはモブレへ・・・
そう考えると攻めは掘られてるし、受けはモブレされていますw
受けの「ボク、アナタが好きみたいなんです」は「ダイヤモンドみたいに見える」のとこばりに大ゴマでやってほしかったな・・・!!
そんでモブレから救出したあと、えーこういう時に使うのかな?
お清めセックス(?)で攻めが「名前呼んでいいか」って言うから苗字で呼ぶのかと思ったら(ずっと「刑事さん」呼びだった)
下の名前で呼ぶんだよね~~~~
は~~~~~~~
萌えた・・・
受けもびっくりしてたが読んでる自分も衝撃だったわ・・・
しかも今まで何回もやってたのに両想いになっていざそうなったら「今までで一番恥ずかしい」って・・可愛すぎだった
お話の冒頭では、刑事さんが攻めに「あなたの組を潰したいんで、ボクの情報屋になってくれませんか」って誘うけど
最後に、受けは逆に警察側にいたスパイに嵌められて(?)
刑事を辞めることになります。
で、交番勤務になるんだよね(笑)
おまわりさん!w
だから刑事コスの受けも見れるけどおまわりさんコス(?)の受けも見れます。
オールバックにおまわりさん制服ってなんというかすごくアンバランスなところがいいです・・・
いやーでも攻めは西田に殺されてなくてよかったよ~
思いっきり灰皿で殴っちゃったしw、それを許すマジ○チだとも思えなかったし
絶対殺されるだろうなと思ったもん。
西田さんもちょっとは攻めに情があったってことですね。人間くさいところがあってよかった。
だってなんだかんだ攻めが抜けて寂しそうだったもんねw
ぽっかり穴があいたみたいなw
番外編でこのマジ○チ西田さんのお話が入ってるんですが、
これもよかったね~このお話すっごい好き。
数ページだけどインパクト絶大。
70~80歳のジイさんに突っ込んでいます。
突っ込みながら首絞めてたけど「いや、死ぬ死ぬ」と思わずにはいられなかったwこっちがハラハラしたわw
ここの歳の差50歳くらいですかね。笑
「枯れ木みてえなジジイじゃねえか」って言いつつちゃんと勃ってるところが西田くんの可愛いところだと思います。
ジジイもジジイで、「こっち来いや、ジジイでやる気出んかったら男でも女でも呼んでやる」っていうのがね・・・
なんかもう・・・健気(?)じゃない?いや、必死なのか?w
いつもの自分だったら西田のスピンオフはよ!!って言ってるところだけど、
この番外編があったことにより、西田のお話は自分の中で補完された。
だってほんとにじーさんに恋してたもんね(笑)
日野さんのpixiv&ツイッターでは次の恋の予感が示唆されとりますが、
これから先どんな人に出会ってもジイさんは心の中から消えてなくならないんだろうな~ってとこがすごくよくわかる漫画だし
そういうとこがとっても可愛いよね・・・( *˘v˘)
★西田の恋プラスアルファ(3ページ) pic.twitter.com/QgiBneQRoc
— 日野雄飛 (@youhe_o) 2015, 11月 30
いやー、この作品すごい面白かったけど鈴木智彦さん的にはどうだろう。 囀るが大好きなヤクザライター(?)の鈴木さんw この人の感想も読んでみたいなと思った作品だったし この人の書くBL893本レビューってすごい見たいと思ってるわw
とにかく『囀る鳥は羽ばたかない』はヤクザ劇として面白いんです。だから俺はBLを読めたんだろうし、目から鱗が数百枚なんてもんじゃない程、気づきを与えてくれた。あ、すいません。きっと20枚くらいです。でも突出して多い。俺はヤクザに飽きてるとの同様、ヤクザものにも飽きている!!! — 鈴木智彦 TOMOHIKO SUZUKI (@yonakiishi) 2015, 5月 18
とにかく好きなシーンがいっぱいある作品でした。
「あの人がオレを見捨てても俺があの人を見捨てるなんて考えたことねえ」ってセリフも好きだし
受けがほんとは煙草吸うところも好きだし
ほんとは普通のデートしたかったとこもも可愛いし
「あまりに小物らしいこと言うんでびっくりしましたよ」も好き。
「あんたがヤらせてくれないならこの子にうんこ食わすから」(女児の写真を見せる)はさすがに落ち込みましたが・・・
そしてそれを実行したっつーとこを一番知りたくなかったよ・・・
そこはやんないでいてくれると思ったけどな、攻め・・・
まとめてみると、
- 攻め、掘られる
- 受け、モブレされる
- 受け、攻めと1回離れて再会するまで他の男ともやってる
などなど、893ものらしくすごいいろいろ盛りだくさんでしたねー!
最後は、ものすごいビッチというわけじゃなくて、
攻めにはもう二度と会えることはないだろうと思っていたからです。
自分の好きな要素たくさんで嬉しかったーw
間にショートストーリーなども挟まっていて、
ページ限界まで詰め込んだんだろうな~!というのが伝わってきました。
エロは総数11回かな。とっても多いですよ。
このお話はもともとWEB漫画だったんですね。
WEB漫画っていうよりも最近はpixivか。
WEBも面白い作品ほんとにいっぱいあるよねえ。
10年くらい前(・・・)は結構読んでた気がするが、
最近はただでさえ商業本を積んでるのでそっちまで手が回ってない・・・(CDもあるし・・・)
なので、雑誌各社さんには、エッジの効いた作品の書き手さんには早々に声をかけてもらって、
是非コミックスで目に触れる機会を増やしてほしいと思います(他力本願)。
でも真面目な話、雑誌の後ろのほうに「投稿作品募集!!優秀賞には@@万円!」ってあるけど
それより同人イベントでスカウトしたほうが早いんだろうなーとは思うね。
早いというか確実。そのほうが売れるのわかってるし。
事情はわからないので好き勝手言っておりますが。
そんなわけで日野さんのpixivを見ていたら、
「全てのつづきをください」ってコメントしてる人がいてちょっとおもしろかったです。
ほんとそれ!w
これとてもいい言葉なので今後自分も使わせてもらいたいと思います。
来年度のこのBL候補だな~って思ったくらい素敵な作品でした。